ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

水生植物たち

              長居植物園のスイレン

                  アサザ

                  ガガブタ

                 コウホネ


 水生植物とは基本的には根や茎が水中にある植物をさしている。ハナショウブなどは「湿性植物」と分類している。ハンゲショウも後者に分類される。ここで悩むのはイネ科のイネだ。はたして水生植物か湿性植物か?である。日本では水田栽培が主流になっているが、世界的には陸稲文化も有るので、どちらかと言えば湿性植物になるのだろう。
 水生植物の雄は宗教文化的にもハスだろう。まだ最盛期を迎えていないので、後日のアップになるが、今は園芸種のスイレンが各地の公園などで色とりどりで人目を惹いている。自生種のヒツジグサにはなかなかお目にかかれない。何の気なしに「雄」などと書いたが、これって時代に逆行する表現ではないのかと反省している。まあ良いか、長い歴史が作ってきた言葉なのだから。
 水生植物たちは、だいたいが絶滅危惧種に相当する植物群である。アサザも保護してやらなければ自生状態で見かけることがなくなってきた。同じような花姿のガガブタも保護地でしか観られなくなっている。コウホネも清流が少なくなっているのでなかなか見つからない。かと言って自分でビオトープ環境を作り、保護育成するのはマスターベーションの域を出ない気がする。


「睡蓮の 池に飛び交う チョウトンボ」

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