山に可愛いお客さま
ギンリョウソウ、コバノガマズミ、ツクバキンモンソウ、スノキ
我が家への闖入者
妻の主宰する「山友会」は、3月に「低山会」から訪れた東大岩から大岩ヶ岳コースだったので参加を躊躇していた。しかし、前回は雪の舞う寒い中での歩きだったが、今回は木々も若葉を付け出し、山笑う様相になってきたので、重い腰を上げて付き合うことにした。
集合場所に行くと顔馴染みのお孫さんの姿が見える。昨年1年生になったばかりの時に、剣尾山で会ったお馴染みさんである。やんちゃ振りは変わらないが、リーダーの前に出たらダメだとしつけられて、それを守っている。リーダーと後続の間が開くと「ちょっと待って下さい!」などと後続の人への思いやりもみせる。
東大岩から大岩ヶ岳に繋がる難所では、冒険心が最高に発揮され嬉々としている。しかし、長い登りが続くと、未だかまだかと弱音を吐く。あと少し、あと少しとリーダーから叱咤激励され、頂上まで引っ張り上げられた時のひと声「うそばっかり!」
シニアグループに小学生が混じると、全員が弱音を吐けないと言う効果もあるようだ。何時もは甘えて遅れる方もペースを乱すことなく歩いてくれる。
今回も最後尾を歩いたが、新緑と咲き残りのコバノミツバツツジ、ギンリョウソウ、ツクバキンモンソウ等の花々にも出逢えた。
「子どもには 負けられないと 春の山」