ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

今年もクマガイソウ

           休肝中なので「黒豆もなか」で付き合う


 昨年、隣町の豊能町に自生クマガイソウが保護されているのを知ったのは「北摂の山を楽しむ会」に参加した時の下山道だった。しかし4月14日でまだ蕾状態。準地元と言うこともあり、その後、何度か開花まで足繁く訪ねた。やっと満開状態になったのは連休前の4月27日だった。サークル仲間にも観て欲しいと言う思いがあったが、開花時期の関係などもあり、今年の例会先に選べなかった。
 ところがサークル仲間からLINEでクマガイソウの画像が届いた。何処で観られたのですかと問い合わせすると「知り合いから送られてきた画像を転送したのです」との返信。しかもその場所は我々が昨年知ったばかりの保護地である。「そこならよく知っているので、興味がおありなら案内します」と投げかけると、「是非お願い!」とトントン拍子に話が進み、顔馴染みの仲間にも声かけされて5人の方が、能勢電「妙見口」に来られた。皆さんに満足して頂けたので、案内役の我々も十分に楽しめた。
<昨年のブログ内容>
 クマガイソウは初谷渓谷での配線工事現場に自生していたらしい。それを地元の人たちが何としても残したいと山林に移植された。気候風土が合ったのか立派に根付き、今では数を増やしている。ハイカーにも楽しんでもらおうとアプローチまで整備して、今年の開花を待っている状況だった。まだ蕾だったが、あと10日もすれば源氏の武将 熊谷 直実 が背負った母衣(ほろ)のような独特なラン科の花を咲かせてくれる。母衣とは竹で編んだ籠に布を覆い、背中に背負い敵の矢から身を守る防具のことである。ランの唇弁が丸くなっているのを武将の母衣に見立てて名付けられた。


「山笑う 能勢路に大きな 野生蘭」

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