WE EARTH
NOMAさんの素敵なサイン
水滴を溜めた蜘蛛の囲
アカタテハかな?
タイトルは「私たちを知る地球旅行」と言う壮大なテーマの地球環境『自然学』講座だった。講師も異色でモデル、アーティスト、環境省森里川海アンバサダーを称されるNOMA先生だった。
一つの点から拡がった宇宙の起源、地球と生命の誕生、青い星地球を構成する「海」から話が始まる。さらに~微生物~星~空~虹~緑~土~と話が展開する。メルヘンチックな話が折り重なるが、根底に人類は地球の一員でしかないホモサピエンスなのだ!と言う立ち位置が伝わってくる。そんな彼女の感性に引き込まれて、素敵な本を手にしてしまった。サインまでして頂けたので大切な一冊になるだろう。
箕面から能勢に移り住んだときに、ほとんどの本は二束三文で処分してしまった。かなりの全集や図鑑・辞典類などを持ち込んだのに、帰りに見つけたリユース本の購入代金にも満たなかった。そんな苦くて残念な思いをしたことがあるので、それ以来、本は買わずに借りるというスタイルを目指した。だけど、手元に置いておきたい本との出会いがあるものだ。今回の「WE EARTH」もその一冊になった。
散歩途中で地球仲間の「蜘蛛の囲」が朝露を浴びて光り輝いているのに出逢えた。タテハ蝶の仲間がヨメナで吸蜜中である。邪魔をしないように通り抜けた。
「長き夜を 眼らんらん 夢世界」