紫雲英(ゲンゲ)白花
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今までいろんな白花種を見つけてはブログアップしてきた。今回見つけたのはレンゲソウの白花だった。近くにレンゲソウがなければ、見逃すか別の植物かと思ってしまうほどの珍しさだ。なぜか白花種を見つけると嬉しくなってしまう。
過去に出会った白花種で印象に残っているのは、アカツメクサ、カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウぐらいだろうか。例えばムラサキサギゴケの白花種は近似種サギゴケとして扱われている。オドリコソウなども白花は普通に見かけるので論外である。アカツメクサの白花種はシロツメクサとはまったくの別物で、花の下に葉がついているかどうかで判断する。これなどは人に自慢したくなる白花種である。
さて、ゲンゲだが、関西では馴染みのあるレンゲソウが普及している呼び名だと思う。中国原産で緑肥として日本に持ち込まれた。花姿がハスに似ているところから蓮華草と呼ばれている。そんな名前からして中国っぽい。
レンゲソウを一面に咲かせている田んぼは別世界をイメージさせてくれるが、最近は緑肥として利用するところが少なくなってしまった。化学肥料の普及でレンゲソウの咲く風景が奪われてしまった。農薬漬けのご飯に甘んじているが、レンゲソウの根粒菌で作る美味しいご飯を食べてみたい。農機具に絡むからということで敬遠されていると聞いたことがある。
解毒、咳・喉の痛み、血止めなどの薬効のほかに、食用として全草が利用できる。機会があれば皆さんに天ぷらで提供したい。
今日から旅に出るので少しの間お休みします。行ってきま~す!
「旅立ちを 邪魔する春の 珍事かな」