能勢の田園風景

　農家の知人から余った稲の苗を頂いた。以前からバケツで稲を育ててみたいものだと思っていたので、渡りに船とばかりに試すことにした。昨年はバケツでクワイを育てたが、肥料が効き過ぎたのか醗酵してしまい、失敗した苦い経験がある。コーラス仲間に適した土や肥料など相談すると、畑の土と化学肥料を差し上げると言ってくれたので、その言葉に甘えて、コーラス練習終了後、彼の気持ちが変わらない内に直ぐ貰いに行った。
　いよいよ田植えである。発泡スチロールに土を入れ、水を張って均し、肥料のMPKをまき、2本づつの苗を均等に9ヶ所植えた。苗が入ると何となく田んぼらしくなった。別にペットボトルに1本の苗を植え、分けつなど稲の成長の観察用とした。これからの観察が楽しみだ。まるで朝顔の観察日記をつける子どもレベルになっている。

「ミニ田んぼ　早苗9株　風に揺れ」