朴の木
北摂の山の会例会に久振りに参加してきた。何時も月曜日が例会なので、コーラス練習日と重なり、なかなか参加できていない。昨日は3連休の最終日、体育の日で幸い他の予定と重ならなかった。今でもサークル結成当時のメンバーが4人も参加した。皆さんお元気なシニアである。今回の山歩きの参加目的にキノコ探しを入れていたが、目指すキノコは見つからず、ウラベニホテイシメジを2本見付けただけだった。
下山道にはたくさんの朴葉が敷き詰められたように落ちている。見上げると立派なホウノキがそびえている。長径1メートル高さ30メートルにもなるホウノキは、日本特産種で、樹皮は漢方薬に処方されるし、材は版木・マッチの軸・鉛筆材・下駄の歯などの利用される。朴炭は垢擦りや鍋の焦げを落とすのに用いられていた。葉はカシワの代わりとして飯などを盛るのに使った。日本昔話の世界を彷彿させてくれる。そして、飛騨高山の朴葉味噌はよく知られている。
「下山道 見上げてご覧と 朴落葉」