ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

東大寺お水取り

             奉納された松明用の真竹

               籠松明に使われた真竹

           別火坊から社参に向かう練行衆たち

               朝日新聞の紹介記事


 奈良東大寺二月堂で行なわれる「お水取り」は既に始まっている。我々が二月堂を訪れた2月21日には松明用の真竹が、根付きの状態で持ち込まれている最中だった。今はまだ一人で担げる重さだが、松明に仕立てると40㎏になるらしい。籠松明は60㎏と言うから大層な重量である。根を付けたままというのはバランスを取るためと言われているが、もっと根源的な意味合いを持つと思う。1200年以上絶やすことなく続けられている勇壮な伝統行事である。奈良の文化に詳しい仲間から縷々説明して頂いた。
 11人の練行衆は3月1日からの本行に備えて、2月20日に合宿先の別火坊に入り、21日には境内の大仏殿やお堂巡りをしたり、湯屋で入浴を済ませて本行に向けての心身鍛練をされる。今年初めての新入僧は総別火と言われる処に籠もったままである。
 一瞬の出来事だったが、そんな伝統行事の一端に仲間の皆さんと一緒に立ち会えたことが、松明の火の粉を浴びるより、皆さんにもっと良いことがありそうな予感を頂けた。1月場所では奈良県出身の力士、德勝龍が幕尻優勝を果たしパレードが行なわれる。今年は奈良から目が離せない。


「修二会で 籠もる僧らの 心中は」

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