牡蠣を求めて
ローカル線に乗り継いで日生へ
日生諸島には牡蠣筏が
ホタテ貝に牡蠣が着床する
カキオコ発祥の店
宿のおせち料理
舟盛り料理
年末年始の小旅行は牡蠣を求めて岡山県備前市日生(ひなせ)まで足を伸ばしてきた。大寒波が押し寄せると言うことで心配していたが、瀬戸内海側の温暖地域なので、雪が積もると言うこともなく、大阪のてっぺん能勢に比べればどうと言うこともなかった。
ただ、岡山県内では大都会と違い、自粛ムードが漂いゴーストタウンを訪れたような殺伐とした雰囲気で、明日から正月を迎えるぞという活気が見えてこない大晦日だった。町を歩いても門松なども殆ど見かけないし、神社仏閣巡りもしたが参拝者の数も疎らで、住民はどうされておられるのだろうかと心配になってきた。
さて肝心の牡蠣だが、年末に赤穂方面の牡蠣に貝毒が見られたようで、宿泊した宿でも牡蠣三昧と言うことにはならず、しっかり火を通して召し上がれと言われてしまい、白ワインで生牡蠣を頂くという贅沢は味わえなかった。お好み焼きにたっぷりの牡蠣をトッピングした「カキオコ」が日生の名物だが、正月と言うことで殆どのお店がクローズされていた。
牡蠣では満足感のない今回の旅だったが、海鮮料理ではこれでもかと言うぐらい漁場の味を提供していただけた。
「牡蠣筏 避ける航路の 跡残り」