ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

歩き回った2日間

           港の見える丘から歩きコースを検討

             与謝野晶子と鉄幹の歌碑

             長い寒い連絡橋を往復

                西念寺の親鸞像

             ローカル駅の雰囲気抜群


 大晦日は11時過ぎに出掛け、3時前には日生に到着した。予定では観光案内所により旅行資料など調達するつもりだった。ところが年末年始は休業と言うことだったので、仕方なく宿に直行する。雪こそ降らないが風が強いので、宿滞在中のビールだけを探しに出掛けることにした。周辺にはスーパーやコンビニもない。辛うじて酒屋を見付けたので第3のビールをゲット。
 元日は豪華なおせちが出たが、山に登りたいのでお酒は遠慮して、お重の中身を完食することだけに精力を費やした。酒も飲まずにおせち料理を食べきるのは至難の業である。腹パンになった状態で裏山になる「港の見える丘公園」を目指した。どこかで聞いたような名前のネーミングだ。山歩きでも経験済みだが、食後の登りは堪えるものである。直ぐに息が上がりなかなか頂上まで辿り着けない。さすが頂上からの眺めは素晴らしい。日生諸島が見渡せる。歩いて行ける島の最先端まで行ってみようと元日の方針が決まる。
 寄ってみたかった「五味の市」側に下山した。近くにある歴史資料館も年末年始は休業中。あとに残された選択肢は歩くしかない。鹿と獣と密柑山しかないと思われる鹿久井島までの長い連絡橋を渡る。風が強いので帽子が飛ばされる。アップダウンの道をひたすら頭島に向かって歩く。みかん狩りの看板だけで何もない。宿で頂いた概略図にはトイレマークだあるだけで、ゴールまでの時間が読めない。何とか1時前に頭島に渡る橋まで辿り着けた。島内観光をしたいところだが、最初に見付けたお店はもちろん休業中。たらふく食べた朝食も消化してしまい、空腹感が不安感に追い打ちをかける。結局、昼飯抜きで5時間あまりも歩き、早風呂に入り夕食前の虫押さえにビールで貧しい昼食代わりとした。
 予定に組んでいたコースはどこもオープンしていないので、概略図を片手に街歩きをして、当初予定よりも早く引き上げることにした。日生の中心部は殆ど歩き回り、鳥の目で全体を俯瞰出来るほど寂しい日生を熟知してきた。


「新年の 夢はコロナで 閉ざされて」

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