山凍る!
三等三角点設置方向のレクチャー
氷柱と霜柱
地元のサークル「山友会」は現役の男性群も所属する山の会だったが、軟弱な男性群が次第に体力の衰えを訴えて退いていった。会をなくしてしまうのは忍びないと元気な女性群が、後を引き継いで存続させている。とりあえず妻が皆さんを案内すると言うことで、月一で催行している。他にも2木会、3木会、歴女の会など主宰しているので山選びに苦労しているようだ。そこへ来てこのコロナ騒ぎのあおりを受け遠出出来なくなり、範囲が府内豊能郡辺りに限定されてきた。新たなルート探しの下見に付き合わされることになる。
昨日も金曜日に負けないぐらいの冷え込みで、能勢の住民は水道管が凍結して水が出ないとこぼしておられる。そんな中、同じ郡内の隣町にある青貝山を目指した。参加者は7人で山歩きにはもってこいの人数である。最後尾をサポートしながらついて歩く。
空気が乾燥しているので霜柱も出ないほど山道は凍てついている。アイゼンで歩いても良さそうなほど土が固まっている。水場に近付くと凍り付いて、設置された筧などから氷柱が垂れ下がり、厳寒期独特の景観を提供してくれる。
下山道は下見もしなかったコースを使ってみた。山の位置関係は頭に入っているので、道標さえ見つかれば間違うこともない。かなりの回り道になったが、5時間17,000歩には正月気分を払拭させる効果があったことだろう。
「靴底も 舗装と見紛う 凍てた山」