ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

高山右近の山郷

                  高札場

             明ヶ田尾山山頂(620m)

               鉢伏山山頂(604m)

            マリアの泉


 同じ郡内にある隣町の豊能町高山を訪ねた。ここはキリシタン大名として有名な高山右近の生誕地である。何年か前に歴史探訪で来たことがあるので、史跡ルートはまだ記憶に残っている。今回は彼の生まれ育った背景を為す山とも言うべき明ヶ尾田山を目指した。歴史散策ではなく妻が案内する山歩きの下見である。箕面側から登ったことはあるが、豊能町高山から登るのは初めてである。もともと高山集落の標高もかなりあるので、明ヶ田尾山619mまでの比高も200mに満たないだろう。
 登山道に入ると年配の方が引き返してこられる。昨日の雨で山道が荒れて奥に進めないと仰る。ハイカーではなく散歩がてらの地元の方だろう。ダメなら引き返せば良いと歩く。心配するほどの荒れようではなかったので、予定通りの時間で頂上まで辿り着けた。
 ピストンで引き返すのももったいないと、足を伸ばして箕面に位置する鉢伏山まで縦走することにした。一旦谷間まで降りて、同じ程度の標高を持つ鉢伏山まで登るのはかなりの体力が要る。それをまた高山まで引き返すとなると、皆さんからのブーイングが聞こえてきそうである。鉢伏山からは自然研究路に迂回して車道に出る。その道を高山まで引き返すルートを考えた。車道歩きにどれだけの時間が掛かるか?車道はカーブが多く、スリルを楽しむのか暴走車の往来が目立つ。危険この上もない。引き返し時間で1時間も費やした。即却下の判断を下したのは言うまでもない。やはり下見って大事だな!本番は明ヶ田尾山ピストンとキリシタン史跡巡りにしたらどうだろうか。僕に発言権はなかったのだ。


「梅雨晴れ間 クルスの山に 訪ね来て」

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