椿油搾り
自動車用ジャッキ改良搾り機から「たらりたらり~」
参加者も童心に帰って椿工作を
工作見本がゆらゆら~
椿の実と種の標本
毎年恒例の椿油搾りが「ひとくらクラブ」で行われた。メンバーの講師から油にまつわるレクチャーを受け、事前に採取された大量の種を参加者が割る仕事からスタートする。種の殻から脂肪分だけを取り出し、ミキサーで細かくし、専用の袋に移し替え蒸し上げる。講師がジャッキを改良した手作り搾り機で圧力をかけると、搾りたて油が容器に流れ出して来る。2時間足らずの工程で純度の高い油が完成する。重量比で採取した種の25%が搾れる効率の良い椿油は、精密機械などにも使われる最高級の万能油だ。
子どもの参加もあるので椿の種を使った工作はロクの担当だ。様々な形の種を使って個性豊かな可愛い工作を作ってもらう。皆さん自分の作品に「可愛い!」と自己満足されていたようだ。本番までの準備にかなりの時間を費やしたが、皆さんに喜んで頂けると提供者も充実感に満たされる。
「藪椿 いざなう声も あと少し」