ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

いい話ふたつ

               家の周りは真っ白

            大竹さんと写真展で(参考画像)


 今朝はこの冬一番の寒さだったように思える。敷き毛布の温度設定が低すぎたと感じたからである。灯油ストーブの表示温度も5℃になっていた。冬場は何時も4℃ぐらいで、たまに3℃という表示になることもある。そんな時は水道管が凍結して洗濯出来ない。今朝の外気温も確かめたいが、昨日が氷点下になっていたので、更に下がっていることだろう。
 土曜日の朝はNHKラジオで石丸謙二郎の「山カフェ」を聴いている。9時台のお客さんが「森と湖 命の物語」と云う写真集で土門 拳賞を受賞された大竹英洋氏と云うことだったので、これは聴かなければとラジオの前にかじりついた。彼の講演は地球環境「自然学」や、先日の大阪府木材連合会でも特別講演などでお聞きしているし、写真展にもお邪魔してしばし歓談させて頂いた。冒険家でもある彼の根底に流れているのは、人間は他の生物と同じように地球上の一生物でしかない!という謙虚な姿勢を貫かれている点である。まだ100mまでしか近寄れなかった狼との再会を求めて、更に冒険の旅は続くらしい。次回の「山カフェ」も植物写真家でミュージシャンの「いがりまさし」氏とのこと、どんな話になるやら。
 雪のちらつく中を午後からの自然学講座に向かった。「臨床心理士の世界と その今日的役割」と堅苦しいテーマだが、京大名誉教授 藤原 勝紀先生は、心を病んだ患者んさんに接するような穏やかな関西弁で、聴講生をケアラーの世界に引きこんでいかれる。哲学的な話だったが知らず知らずに、人に寄り添う姿勢の決め所を示唆して頂いた。こうでなければならないという二者択一の「答え」ではなく、こんな方法もあるよと言う「応え」の大事なことを学べた。自然(じねん)に身を置くものとしてデカルトから学び直さなければ……。


「厳冬も 豊かな話で 熱くなり」

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