ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

DNAとゲノム

           やっとたどり着いたトンボの祖先


 38億年前に誕生した生命のDNAが現代の我々まで受け継がれているなんて知らなかった。生命誌研究館に行って初めて仕入れた知識である。同じくゲノム(遺伝子)についても、遺伝子組み換えが取り沙汰されるようになって、おぼろげながらに生命に対する冒涜ではないのかと危惧を抱く程度だった。基本的にはDNAもゲノムも同義語ぐらいと思っていたが、ゲノムはDNAを構成する一部で遺伝情報の担当部署の役割だと理解できた。構成比は2%にも満たないらしい。よく判らないが同じものではなかったと言うことを学べた。
 今回の訪問はサークルメンバーに「観察対象は全て我々の先輩たちだ!」と云うことを知ってもらい、自然に対して畏敬の念を持ち、人間が自然の支配者ではないという謙虚さで観察会に臨もうと言う思いからだった。何処までメンバーに通じたかは判らないが、年始めの訪問先としては意義があったと自負している。
 年明けとともに活動も増えてきそうだが、まだ本調子ではなく寒さが体をいじけさせて、両手を拡げて「外出を控えなさい!」と言われているようだ。仕方なくパソコンの前での作業に甘んじている。冬芽の図鑑も用意してあるのにその一歩が踏み出せない。その分読書は進んでいる。山本一力作品のジョン・マンが面白く3冊目に入っている。ここでもアメリカ捕鯨と日本捕鯨の違いを見せつけられ、日本人の命に対する慈しみを感じる。素晴らしいゲノムを持っている。


「七種を 頂きますと 手を合せ」

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