ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

裏山探索🔍


 裏山と言うより里山といった方が正しいのかも知れない。我々が住んでいる新興住宅地がその山の麓に位置する。標高314.5mの山で戦国時代には山城が築かれていた。城主が塩山景信、片山備後守と伝えられているところから城山城とか片山城と呼ばれている。とりあえず山の名前は片山(塩山)としておきたい。と言うのも地域名が片山だからである。
 片山には戦国時代の山城以外にも、古墳が2個所も有り、御門屋敷跡も町史に記録され現存している。地元伝説では銀の鉱脈まであったと言うことを、地域の方に教えて貰ったことがある。古墳時代から現在まで人の営みが脈々と続いてきた、歴史ある場所に住んでいると思った次第である。
 昨年暮れに地元の長老的存在の人から、皆には知られていない銀採掘の間歩(坑道)跡があるので案内したいと、妻に声が掛かり現場に向かったとのことだった。直ぐにトレースしたかったが、あいにくコロナで入院を余儀なくされ、昨日の探索になった。曾ては山裾に里道もあったようだが、山の管理者が変わったりして面影をわずかに留めるだけになってしまった。妻もあらかじめの場所は記憶にあるが、テープで印を付けていなかったので、急斜面を4足歩行でよじ登り目的地にたどり着いた。坑道内には水がたまり、入ることは出来ないが、確かに間歩跡だと確信できた。
 人の立ち入らない斜面には鹿の骨などが散乱しているので、もしかしたら鹿角も落ちているかも知れない。


「爺婆も 山よじ登る 二十歳の日」

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