地黄湿地観察会
鷺草が羽を拡げて飛び立たん
モウセンゴケ
サギソウの群生
大阪みどりのトラスト協会主催の観察会が、地元の「地黄湿地」であったので参加して来た。お目当てはサギソウである。能勢にはトラスト協会の活動拠点が3か所あり、地黄湿地はその内の1つになっている。他に三草山の「ゼフィルスの森」でのシジミ蝶類の保護活動や、その麓で生物多様性拠点としての「タガメの田作り」などがボランティア活動で支えられている。ロクも名前だけは登録しているが活動には参加出来ていない。サギソウは野生蘭の一種で自生地が無くなって来ている。条件にあった湿地の環境を人の手で保護してやらないと絶滅してしまう。ここ地黄湿地では、はびこった木を皆伐し、日当たりを良くして、湧水環境なども整えサギソウの自生を促し、数年前よりも数を増やしている。
昨年春に友達からサギソウの球根を頂いたので、ミズゴケで育てているが、今年もやっと蕾をつけ出した段階で、花を咲かせるまでにはしばらくかかりそうである。咲き出したら紹介したい。球根は昨年の倍になっているが果たして幾つ咲いてくれることやら。
「チロチロと 流れの先に 鷺草の」