ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

片栗

                テラスで一休み


 金剛山はカタクリ群生地なのでそれだけを求めて来られる方も多い。カタクリはスプリング・エフェメラル(春の妖精)の代表格である。クヌギなどの夏緑樹が葉を落としている間だけ活動する。木々が芽吹いてくると妖精たちは来年の春に備えて休眠する。その儚さが人々を魅了する。昔は九州以外の日本各地の寒冷地に自生していたが、最近では限られた場所でしか観ることが出来ない。人が採り尽くしたことにもよるが、鹿が食べて無くなったとも思われる。奈良県宇陀地方のカタクリが上質と言う事で献上されていた。佐渡へ行った時に沢山のカタクリが咲いていたのを思い出す。種から花を咲かすまでに8年もかかるので、今の環境では気長に待てないのかもしれない。人が保護してやらないと絶滅してしまう運命にある。日本固有種だが北米にはキバナカタクリが群生する。カナダのトレッキング途中で出合ったキバナカタクリが珍しかったので写真を撮りまくった。
 カタクリは食用と薬用になる。全草が食用になるが食べ過ぎると下痢するらしい。と言っても食べられるほどに自生していない。風邪など引いた時には片栗のくず湯を飲まされた記憶がある。腫れものなどの外傷には直接片栗粉を振りかければ良いらしい。でも今市販されているのは片栗から採った澱粉ではなく、ジャガイモから採った澱粉で、名前だけが片栗粉を名乗っているので間違わないように。


「陽を浴びて 中まで魅せる かたかごの」