ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

白花雲仙躑躅(シロバナウンゼンツツジ)

          清楚な雰囲気のシロバナウンゼンツツジ

          コバノミツバツツジに囲まれてお弁当

          こちらも珍しい白花ヒメオドリコソウ

               ヒメオドリコソウ


 ひとくらクラブのサークル仲間からシロバナウンゼンツツジの群落があるとの情報を頂いたので、昨年のこの時季に兵庫県川西市清和台の虫生川流域を訪ねた。あまりの見事さに、我がトンボメンバーに是非とも紹介したい!と年間計画に組み入れて4月19日金曜日に再訪した。ところが今年は開花が遅れ、2400株と言われる内の1%ぐらいしか咲いていない。それでも珍しい清楚な雰囲気を持つ白花に、皆さん満足されたようだ。その代わりとしてコバノミツバツツジが代役を務めてくれた。
 シロバナウンゼンツツジ自生の北限は伊豆半島天城山で、南限は大隅半島高隅山とされている。近畿では六甲山が自生地として知られている。ツツジの仲間では葉っぱが一番小さく可愛い。雲仙を冠しているが、そこでは自生していないようである。ウンゼンツツジの白花種という意味であろう。タンポポやヒメオドリコソウなどでも白花種があるように。
 ニュータウンに隣接する場所に群生しているのが珍しい。県がレッドデータブックBランクとして保護を呼び掛けている貴重種を、地域住民が「虫生川周辺の自然を守る会」としてボランティアグループを立ち上げ、保護活動を進めながら、年一度の一般公開もしておられる。その代表者に昨年からサークルで訪問したい旨を伝えておいた。2ヶ月ほど前にも予約しておいたがあいにくマスコミ取材が入り、案内出来なかったことを恐縮されておられた。


「白つつじ 君待つ如く 咲き始め」

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