ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ピラカンサ(ス)

            淀川に根を下ろす「タチバナモドキ」


 一般的にピラカンサと呼ばれているバラ科植物です。多分この種は牧野富太郎博士が名付けたタチバナモドキだと思います。ピラカンサと云うのは総称で、日本では3種類がお馴染みで、全部で6種類あるようです。明治の中頃に渡来して、大正に入ってから生け垣などに使われるようになりました。小鳥たちが種を運ぶのか河川敷などに野生化しています。淀川には橙色のタチバナモドキがいたるところで根を下ろし、成長して小鳥たちの格好のえさ場になりさらに勢力を拡げつつあります。
 橙色のタチバナモドキは中国雲南省原産で、赤色のトキワサンザシはヨーロッパ原産です。カザンデマリと云われるヒマラヤトキワサンザシは中国陜西省原産で、火山の様にたくさんの赤い実をつけるので人気があります。ピラカンサの幹や枝には棘があるので、中国では「火蕀(かきょく)」と云われていて、雰囲気をよく表しています。


「ピラカンサ 食傷気味の 小鳥たち」

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