ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

熱帯雨林




 これでもかと云うぐらいの熱帯にすむ生物写真を見せて貰いながら、京大霊長類研究所所長の湯本貴和教授からの講義を受けて来た。元々彼は植物の研究をされていたが、全陸地面積の7%に過ぎない熱帯雨林に、生物種の半数以上を育むという環境で、生物多様性の研究されてきた。「ダーウインが来た」のダイジェスト版の様な講義で、大上段に構えての話ではないのだが、聴衆を地球環境が壊されている現実に釘付けする内容となった。地球温暖化だけではなしに、熱帯雨林が様々な要因で減少しつつある。例えば大型動物が一種絶滅するだけで、環境や生態系を根本から変えてしまう。風が吹けば桶屋が儲かる的な多面的な考察が求められる。帰宅してからの報道番組でも南極昭和基地の様子を特集していたが、温暖化も待ったなしである。
 流石、世界に誇る京大霊長類研究所だけあって、珍しい猿の仲間が画像でふんだんに登場してきた。チンパンジーの仲間ボノボは98%人間と同じ遺伝子を持つが、猿と人間を分ける2%の違いが何なのかと云う研究テーマが面白い。何千万種と云われる種の頂点に立つホモサピエンスが地球を滅ぼす主役になっている。最近話題の某大統領やそれに追従するポチが先頭を走っている。


「冬空も 熱き心の 帰り道」

×

非ログインユーザーとして返信する