ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

セリ摘み余録

           シジミまで見つかったセリの穴場

                白花タンポポ

          ナワシログミも季節違えず熟れてきた

     見付けたムンクの叫び(悲鳴)台場クヌギ


 何時も利用している道の駅を覗いてみると、立派な背丈のセリが所狭しと並んでいる。と言うことは今が旬なのかも知れない。春の七草に「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」と詠われ、七草粥を食べる風習が今に受継がれている。ところが新暦の1月7日頃には殆ど姿を見付けることが出来ない。温室栽培された物が提供される。旧暦頃に探してもなかなか七種は見付けられない。古名でゴギョウといわれるハハコグサもやっとこの季節になって顔を出してくる。
 さて、そのセリだが、先日野草料理の集いの時に、皆さんに食べて頂こうとセリ根を採りに行った。芹は鍋の横綱級なので、余ったセリの葉はすき焼きに利用したところ、思わず旨い!と食いしん坊ロクはうなった。栽培したセリは見てくれは立派だが、あまり香りがしない。その点、自生している物は香りも豊かだし、歯ごたえもある。
 そんな事を思い出しながら、野生の芹摘みに出掛けた。風が強くなり肌寒く感じたが、食欲には勝てない。清流で根を洗っていると、シジミの姿が確認できる。ヤマトシジミだろうか。小さな流れなので大量には獲れないが、朝餉の味噌汁の出汁ぐらいにはなるだろうと、セリ採りを忘れてシジミ獲りに没頭する浮気者であった。


「芹根摘み 汚れ見る間に 流れ去り」

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