小実鼠黐(コミノネズミモチ)
イボタノキ属コミノネズミモチ
アリマウマノスズクサ
アケボノソウの株
最近は1日おきに山に出掛けている。行けるチャンスがあれば躊躇なく参加するようにしている。昨日は「北摂の山を楽しむ会」例会日だった。この会はシニア自然大学校の講座生が立ち上げたサークルで、発足当社からの会員だからいわば古参である。リーダーは3代目で山に精通され、植物にも詳しいということで人気ある山サークルだ。植物好きもたくさんおられてかなりマニアックな観察もされている。
六甲山系の奥池・ゴロゴロ山コースを案内して貰った。多分六甲山系なら観察出来るだろうと期待していたアリマウマノスズクサにも巡り会えたり、アケボノソウの株も所々で見かけるなど、植物観察に持ってこいの場所だった。ただ山歩きの道中なので我がサークルメンバーには荷が重すぎるハードなコースだ。
奥池周辺にはイボタノキ仲間のコミノネズミモチがたくさん自生状態で咲いていた。中国原産というから植栽されたものが拡がったのだろう。この植物も名前を教えて貰うまで知らない樹木だった。多分イボタノキだろうと素通りしていたことだろう。別名でシナイボタと言うぐらいだから。とにかく皆さんよくご存知で勉強になる。山渓ハンディ図鑑にも掲載されていない樹種までご存知のマニアック集団である。
「奥池に 瀟洒な洋館 夏木立」