ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

立金花

           リュウキンカとフユシラズ(2月4日)

             リュウキンカ蕾(1月31日)

             雪を被った開花前(2月2日)


 手持ちの山渓ハンディ図鑑では花期は5~7月になっているのに、我が家のリュウキンカは、毎年猫の額ほどの花壇で早春から咲き始めてくれる。冬に緑の葉を提供してくれるのでありがたい。通常湿り気のある処を好み、沢添いなどに自生するから、漢字表記で流金花を充てる場合がある。名前の由来は金色の花が立っているからという事で名付けられた。実は花びらに見える金色の部分は萼片で花弁を持たない。雪が降ったり霜を被った時、葉っぱがしんなりしてしまうので、霜焼けしてしまったと嘆いていても、日差しが降り注ぐと一気に元気になってしまう。何とも生命力のある植物だ。
 他の図鑑によると食用にもなるという事だが、キンポウゲ科だから全草に有毒成分を含んでいる。わざわざ晒して食べることもないだろうと、食いしん坊のロクも手を出さない。キンポウゲ科で山菜になるのは他にニリンソウがあるが、こちらも可愛い花を咲かすので皆さんの観賞用に残している。ニリンソウとトリカブトを間違って食べたというニュースを聞いた事がある。キンポウゲ科には手を、否、口にしないを鉄則としたい。


「金の鈴 幽けき春の 使者として」

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