やっと対面講座
今朝のバックムーン
地球環境『自然学』講座も今年度8回目にして、やっと対面形式で開講されるようになった。講師は京大農学博士で熱帯林の研究に携わっておられる現役教授の竹田 晋也先生である。自然学講座の先生方の殆どが名誉教授で占められているので、現役教授と聞くだけで若々しさを感じ、講座生としても若返った気持ちになってくる。永らくのリモート講座で得られなかった臨場感も影響したのかも知れない。
ラオス・ミャンマー山地民の暮らしと文化というテーマも興味をそそられる。話の中心は焼畑農法で、日本人が過去に遠ざけてしまった農業文化への誘いである。いわば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ともいうべきお話し。焼畑の休閑期に作られる沈香(安息香)やラックカイガラムシ、さらには砂金採りなど、何世紀も前にタイムスリップさせてくれる。帆船カティサークの甲板にチーク材が使われているエピソードなども、講座のスパイスとして興味深く拝聴出来た。木材が高騰しているらしいが、フローリングをチーク材で張り替えたいなあ~と思ってしまったほどである。
何時も鮮魚を求めて買い出しに行くスーパーでアワビを見付けた。刺身用として購入したが、大間で食べたアワビステーキの味が忘れられなかったので、酒蒸しにしてみた。長崎産の剣先イカはもちろん刺身だ。おきゅとまで手に入った。
「講座後は ビールで頭 冷やす癖」