ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

えっ!?

               クサボケの花と実


 都会ではひと足早くボケの花が咲き出している。昨年秋に出来た実が“梅干し婆さん状”で木にしがみついているのが何とも面白い。実の形から多分クサボケだと判断出来る。何枚も写真を撮っているとガードマンがやって来て「ここで写真を撮らないで下さい!」と注意を受けた。此処と云うのは大阪地方(高等)裁判所の敷地である。何故だめなのかは彼らにその理由は判らない。ただ当局からのお達しという事で申し訳なさそうにしておられた。昨日はパナソニックから血も涙もない配転を命じられた、介護の親御さんを抱える方の控訴審第1回目の裁判傍聴に行った帰りの出来事である。
 日本の裁判所は権力と資本に弱腰である。幾つもの裁判傍聴を経験しているが、ことごとく権力や資本に寄り添った判断をしている。沖縄の辺野古問題も政府側に立った判決を出したのは記憶に新しい。マスコミで大きく取り上げられて、国民が注視している場合は、偶にまともな判断を下す裁判官もいる。民衆に寄り添っていない裁判所の体質が、図らずも露呈した写真撮影の一幕だった。トランプに待ったをかけたアメリカの民主主義(三権分立)は今のところ健在だ。


「木瓜を呆け 置き換え見ゆる 黒法衣」

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