行灯岩~三草山
関大付属中学生が登山道を整備してくれる
山の神も静かにお眠りのようだ
シルエットが素晴らしい
いつから兵庫の山になったの?
今なお活きている台場クヌギ
ちんたら歩き山友会の今年の行き先は、むかし小学校で編集された「能勢の山」に掲載された里山を巡り歩くことにしたらしい。30年以上も前の本なので登山道も定かでないところが多い。里山として機能していた頃のルート図なので、今はけもの道に取って代わったりしている。私有地に踏み込まなければ登れない山もある。
今回はあんどん岩経由で三草山に登る予定だと知らされ、新しいルート発掘かなと期待を持って最後尾をついて上がる。いつもの登山道と寸分違わない。辛うじて登山道と平行している大阪トラスト協会管理の「ゼフィルスの森」内を歩く。ところがここの雑木林が素晴らしい。晴れ渡った青空にクヌギ類のシルエットがなんとも言えない景観を提供してくれる。こんなこともあるので山歩きをやめられない。どの岩が行灯岩なのか判らずじまいだったが、少しの寄り道が三草山歩きにアクセントをつけてくれた。
家から歩いて行ける距離なのに、登山口まで車を乗り付けたのだけが不満である。5時間ルートが3時間ほどに短縮されたので消化不良の感が拭えない。
「木々たちの 葉を敷き詰め 山眠る」