ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

葉から芽の冬越し策

          セイロンベンケイソウの花(小笠原諸島で)


 「葉から芽」「マザーリーフ」とも言われているセイロンベンケイソウは、もともと熱帯産だから寒冷地である能勢では冬越し出来ない。何年も寒さを体験させたが、なかなか氷点下という環境下では育ってくれない。鉢植えを室内に入れてやっても凍結してしまう。温室を作ってやろうかと思ったが、日当りの良い室内でも霜枯れしてしまうので、ビニールで覆う程度の簡易温室では生き存えないだろう。
 2~3年前から子孫を残す工夫として、霜の降りる前に採取した葉を水を張った容器に浸けて、新たに出てくる芽を春に植え替える方法を採っている。水の中だと枯れずに生き残っている。とりあえずは子孫を絶やすことなく、何代目になるのか生き続けている。環境さえ整えば多年草だから花まで咲かせてくれるが、それは期待できない。
 セイロンベンケイソウが「セイロン」を冠しているのは、熱帯産という意味で、ベンケイソウというのは「弁慶」に準えて、切り取っても芽を出す強い植物ということで名付けられた。別名でハカラメやコダカラソウというのは、葉からも芽を出すほど強い生命力からである。マザーリーフも同じ意味合いである。
 Windows11へのアップデートの案内が度々出てくるので、根負けしてダウンロードしてみた。まだ慣れないのであたふたしているが、使い勝手が良くなるものと願っている。絶えず待たされるのが気にいらない。


「葉から芽も 苦肉の策で 冬を越し」

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