水鳥と冬芽探し
コガモの群れにオオバンが
センダンの冬芽と葉痕
アラカシ冬芽
冬芽観察用概略図
久し振りに山に行けると第2木曜日の予定入れていたのに、どうも体調がすぐれない。数日前から風邪のような症状が続いている。コロナの退院後、しばらく咳と痰が残ったが、それがぶり返してきたようだ。これも後遺症なのだろうか?熱はないのだが気温の変化で咳き込んでしまう。大事を取って2木山の会の山行は控えた。
早朝は冷え込んだが、日が登るにつれて気温が上昇していく。いても立ってもいられないので、平地歩きでもと飛び出した。1週間後にサークルで冬芽観察をするので、その予行演習とばかりにルーペ片手に出掛けた。あわよくば水鳥にも会ってみたい。能勢には余りカモ類が寄り付いてくれない。池が少なく、川での生態系が十分でないのが原因かも知れない。
川までたどり着くと、珍しくクイナの仲間オオバン1羽がコガモのグループと仲良く浮かんでいる。池などでは潜れないヒドリガモがオオバンに寄り添い、水底から採ってきた水草のおこぼれに預かったり、横取りしたりしているのを見かけるが、コガモもオオバンを仲間に引き入れているのは、おこぼれに預かりたいからだろうか。
冬芽を探すが余り特徴的なものに出会えなかった。と言うよりも殆どがルーペの世界なのでデジカメで写しきれなかった。冬芽というのは落葉樹の世界だと思われているが、常緑樹にも有り、多年生草本類でも地中に持っている。水中で春待ちしている植物たちも冬芽を持っている。
余り画像データを集めきれなかったので、冬芽観察会で良く出てくる用語の解説用に、概略図を描き観察の手助けになるようにしたいと腕を振るった。
「越冬の 巧みな術を 学ばされ」