ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

深海魚の戦略🐟

          平易な導入部なのですぐに惹き込まれる

            深海は200mよりも深いところ

       自らヒラメ顔になってきたと自己紹介される尼岡先生


 2022年度地球環境『自然学』講座も17回を数え、あと3回を残すのみとなった。京大名誉教授 田中 克先生監修の「森里海のつながり」いのちの循環講座も、来年度から「食」をテーマに森里海とのつながりを学ぶ。
 17回目講座内容は興味津々の「深海魚の多様な戦略」で、講師は北海道大学名誉教授の尼岡 邦夫先生。たくさんの深海魚の画像を駆使して、暗黒の世界に生きる深海魚の摂餌、防御、繁殖についての戦略を紹介して貰った。
 もともと京大学生時代の研究テーマはヒラメ・カレイだった彼が、北海道大学での教授時代を経て、深海魚の世界にのめり込んで行かれたのかを、質問する機会を逃してしまったのが、かえすがえすも残念である。あまりにも未知の世界と言うところが、研究者魂に火をつけたのかも知れない。京大時代は田中先生の先輩だから、かなりのご高齢である。にもかかわらず新種発見などの話を披露されるときは、まるで子どもである。昨年出版された「びっくり深海魚 世にも奇妙なお魚物語」を20冊持ってこられたが直ぐに完売してしまった。楽しそうな本だったが、再び本が増えるのを心配して購入を控えた。図書室で取り寄せて貰うという選択肢が残っている。
 今回の講座でも、何時までも好奇心を持ち続けることが、いかに大事かと云うことまで学ばされた。来年度の講座も引き続き受講することにした。


「暗黒に 光を与えよ 初講座」

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