赤星チーム送迎バス

　　　　　　　　　　　　　　　現役引退バスかも？

　一応大阪人だから阪神タイガースの勝敗は気になる。しかし、球場まで足を運んで応援したり、テレビにかじりついて観戦したりするほどの時間的余裕はない。まして馬鹿騒ぎするほどのフアンでもない。球団的には市民球団としての歴史を持つ広島カープの頑張りにこそ惹かれる。でも個々の選手には思い入れがある。その一人が阪神で活躍した赤星である。僕と変わらない位の小柄な身長で数々の偉業を成し遂げた。施設に車椅子を寄付するなど、自分の目標設定に良い意味でのプレッシャーを課し頑張って来た。現役引退後は野球解説をしたりしているが、少年野球チームのオーナーとしても活躍している。そこで鍛えた子どもたちを野球での有名高校へ推薦したりしている。赤星チームで育った選手が、春の高校野球で決勝戦まで勝ち残っている履正社でも頑張っている。
　史上初の大阪対決になったが、その土壌作りに赤星氏も貢献してきた。指導指針に「文球両道」を謳っている。通知簿に一つでも「１」がある子どもは試合に出して貰えないらしい。大阪桐蔭は全寮制を取っているが、履正社の部員は全員通いだというのがまた良い。心情的には履正社を応援したくなっている。全校応援して来たが…。

「あどけない　球児に春の　栄冠が」