極楽トンボ

　　　　　　　　　　　　サークルメンバーの作品一部

　　　　　　　　　　　　今朝も時間を刻んでくれている

　兵庫県立一庫公園を活動拠点にする「ひとくらクラブ」というサークルで時計の文字盤作りをした。アイデア提供者からあらかじめヒノキの輪切りしたもの用意して頂いていたので、宿題として家で下準備としての研磨や、図柄を考え準備しておいた。時計のキットされたものを取り付けるだけのものだが、文字盤に円周率を配置し、お孫さんへのプレゼント用として作られたり、以前、椿油搾りの時に提供したツバキの実（仁）工作で作ったカブトムシを埋め込んだり、女性らしい図案のイラストでまとめられたり、個性豊か作品が並んだ。人から学ぶというのは何処ででも出来ることを実感。
　ロクは極楽トンボで通っているので、文字盤にトンボを点描で焼き付けた。主宰するサークルも『トンボのメガネ』にしている。僕のサークルには尻切れトンボを自称される方もおられ、まさに極楽トンボの集団だ。さて、時計が完成した時、メンバーさんに無理やり「お上手ですね」との感想を求めた。すかさず「下手によう作らん！」と返すのがロク流の場作りだ。今朝、確認するとちゃんと時を刻んでいる。

「朝起きて　俳句作りの　目借時」