正木
美人とイケメンになりたいだって
お昼の気温が2℃
何時までも正月気分で過ごしたくないので、昨日から日常復帰する予定だった。ところが朝から雪が絶え間なく舞っている。頂いた年賀状には返信するというのが礼儀と思っているが、毎年数を減らすようにしているので余分な葉書が残っていない。雪が降ると冷え込みは無いので、傘をさし買い物ついでに地元神社を訪ね歩いた。延喜式内の岐尼神社と久佐々神社の二社と名もない小さな祠を訪ねた。子どもの願い事が書かれたミニ提灯が目を引いた。今時の子どもたちの願いである。
晩秋から冬にかけてニシキギ科のマサキの実が目立つようになる。もともと海岸付近で自生するが、葉がしっかりしているので生け垣や庭木として古くから利用されて来た。仲間のニシキギ・マユミ・ツリバナは落葉するが、マサキは常緑樹で葉に厚みがあり、斑入りや黄金色など園芸種として改良されている。「柾」とも表記されるが「正木」の方が正月らしい。と言っても別に目出度い木と言うことではないらしい。名前の由来も各種あるが定かではない。調べてみたい別名に「雷来(カミナリノキ)」と言うのがある。
「冬帽子 被る木の実の 童顔」