ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

牡蠣を求めて

            ローカル線に乗り継いで日生へ

              日生諸島には牡蠣筏が

             ホタテ貝に牡蠣が着床する

               カキオコ発祥の店

               宿のおせち料理

                舟盛り料理
 
 年末年始の小旅行は牡蠣を求めて岡山県備前市日生(ひなせ)まで足を伸ばしてきた。大寒波が押し寄せると言うことで心配していたが、瀬戸内海側の温暖地域なので、雪が積もると言うこともなく、大阪のてっぺん能勢に比べればどうと言うこともなかった。
 ただ、岡山県内では大都会と違い、自粛ムードが漂いゴーストタウンを訪れたような殺伐とした雰囲気で、明日から正月を迎えるぞという活気が見えてこない大晦日だった。町を歩いても門松なども殆ど見かけないし、神社仏閣巡りもしたが参拝者の数も疎らで、住民はどうされておられるのだろうかと心配になってきた。
 さて肝心の牡蠣だが、年末に赤穂方面の牡蠣に貝毒が見られたようで、宿泊した宿でも牡蠣三昧と言うことにはならず、しっかり火を通して召し上がれと言われてしまい、白ワインで生牡蠣を頂くという贅沢は味わえなかった。お好み焼きにたっぷりの牡蠣をトッピングした「カキオコ」が日生の名物だが、正月と言うことで殆どのお店がクローズされていた。
 牡蠣では満足感のない今回の旅だったが、海鮮料理ではこれでもかと言うぐらい漁場の味を提供していただけた。


「牡蠣筏 避ける航路の 跡残り」

今年も宜しく!(予約投稿)


 明けましておめでとうございます。
 今年もシニアの元気姿を毎日発信するつもりですから、ご笑覧頂ければ幸甚です。
 今日は旅先ですからブログアップが出来ないので、不本意ですが予約投稿で新年の挨拶を届けます。31日から2日までの小旅行になりますが、コロナと風邪には細心の注意を払いながら、免疫力を高めるための旅にしたいと計画しています。ステイホームが求められていますが、疫学的にも疑問視されています。適度な運動とバランスの取れた栄養接収、ストレスをためない事などを念頭に置いて、アクティブなスタートを切ります。元気の素は食う・寝る・遊ぶだそうです。冬の太陽を友として遊んできます。
 今年も宜しくお付き合いください。


「去年今年 闇よ吹き去れ 旅の空」

枇杷(ビワ)

            寒々とした昨日夕方の空と今朝の雪


 出来上がった干支工作を区長宅に届けるために外出しただけで、年末年始ミニ旅行の準備をしたり、工作室の片付けなどで終日閉じこもっていた。外は気圧配置が冬型に変わるべく突風が吹き荒れ、とても散歩する気にはならない。と言うことで我が家で一番元気なビワの木を紹介して、今年のブログを閉めたい。
 バラ科と思えないビワだが、昨年は沢山の実を付けてくれたので、道行く人に「自由にお持ち帰り下さい」と枝を引っ張るためのステッキまで用意してあげたのを思い出す。ところが今年はどこで臍を曲げたのか、ほとんど結実してくれなかった。成り年でなかったのだろう事は想像できるが、それにしてもひどい有様だった。でも春には若葉を採取して山菜として利用させて貰った。「安部を呼ばない桜を観る会」を開催した時に野草料理を提供したが、天ぷら材料として用意したビワの若葉の美味しさが皆さんの関心を集めた。
 ビワの葉にはさまざまな薬効があり、古くからビワ茶やビワ酒にしたりして利用されてきた。江戸時代には天秤棒で担いで売り歩く姿も、夏の風物詩になっていたようである。3000年昔から伝承されてきた仏教医学でも「ビワの葉療法」と言うのが紹介されている。乾燥肌に潤いを持たすために浴用材としても何度か使ったことがある。ビワの木を一本植えておくだけで、診療所付き住宅に住んでいるような気分になれる。今たくさんの花を付けているので、来年はビワが採取出来るだろうと心待ちしている。


「これがバラ 意表ずくめの 枇杷の花」

プレゼント用「丑」

          勢揃いした「丑」1体はベットで治療中


 今年はコロナ騒ぎで全ての予定が狂ってしまった。干支工作の提供も永らく続けてきたが、実施できたのはサークル「トンボのメガネ」22人に対してだけである。他のサークルでも1年前から予定に組まれていたが中止になってしまった。地域の3世代交流茶話会での人気イベントにもなっている。あとは混声合唱団の忘年会で干支工作をプレゼントする習わしになっていた。ところがコーラス練習も一旦は再開したものの、第3波と言うことで中止になり、忘年会も出来なくなってしまった。
 地域では散歩途中に農家のお年寄りたちと顔を合せることある。そんな時に、今までの干支は玄関に飾ってあるのですよ!と言われると歯抜けにさせたくない。何としても完成品をプレゼントしたいと思う。差し迫った年の瀬にやっと完成まで漕ぎ着けた。区長に高齢者の人数確認すると25個必要だと言われる。出来上がったのは18個だった。材料的には揃っているのだが、ひな壇用に使いたい蒲鉾板が足りない。今から迎春用の高い蒲鉾を何個も調達出来ない。今回は老人会の役員さんには我慢して貰うことで、折り合いを付けた。


「百までは 元気にいてねと 年忘れ」

雑曜日

                工作室の照明

              超高級語マナガツオ


 先日張り替えた障子の外側は洗濯物干し場だから、窓を洗い流すことが出来なかった。洗濯命の妻を説き伏せて、何とか1日だけ洗濯を我慢して貰い、窓掃除を完了することが出来た。窓拭きには新聞紙が一番と言うけれども、試行錯誤を重ねキッチンペーパーで代用する方法に辿り着いた。ガラスが嵌まっていない位に磨き上げなければ、掃除をした甲斐がない。昨年は餌台にいたヒヨドリが窓に突進してきて脳震盪をおこしかけた。
 工作室には使わなくなった蛍光灯スタンドを取り付ける作業をしたり、干支工作を作り始めたりする余裕も出てきた。新聞の書評で紹介された本を図書室が購入してくれたので、その本「コロナ黙示録」海堂尊著を借りにいった。
 年末年始は恒例の小旅行に出掛けることにしているので、正月用の買い物もしておかねばならない。訪問先の宿からはGoToが使えなくなったと申し訳なさそうに連絡が入る。キャンセルされるかの確認が本心だろう。こちらは政府に振り回される事なく、行くと決めたら行くというのがロク流である。
 スーパーは買い物でごった返している。並ぶ商品も迎春用ばかりだ。メロンを探すが見当たらない。ラ・フランスも通常の倍になっている。一方正月用でない食材などは比較的安価である。西日本では超高級魚の部類に入るマナガツオが手に届く価格で販売されていた。魚の中で特に旨い魚という意味合いから「真名鰹」と名付けられている。刺身にするには少し小振りと判断して塩焼きで頂いた。正月用として買った日本酒の封を切ったのは言うまでもない。


「風花の 散らぬ間の 雑曜日」