山の生き物たち
鹿がヒノキの樹皮を剥いだ跡
猪のヌタ場
熊かな?
センチコガネ
てんとう虫擬き?
もくもくと入道雲まで
3木山の会は何度も訪れている山田城趾である。けもの道を掻き分けて登るコースなので、ダニの襲来が頭をよぎる。足下だけは万全の対策をして参加することにした。長めの靴下でズボンを覆い、ハイカットの登山靴にスパッツを付け、更に虫除けスプレーを振りかけて歩いたのでダニの入り込む隙はなかった。
鹿はリョウブが好きなので樹皮を剥いだ跡が散見される。ヒノキの樹皮まで剥がれていたのは生々しい。猪のヌタ場もあり活用されているのだろう。樹皮に爪痕のような痕跡を見付けたので、これは熊かも知れないとの想像をかき立てられる。鹿こそ見かけることがあるが、猪などに出会す事は殆どない。ファミリーで道路を歩いていたのを目撃したことはあるのだが。熊に至っては目撃情報だけで、実際に見たことはない。能勢では猿も見かけないが、見たよという情報は届く。そんな生き物たちが自然いっぱいの能勢に生息している。
鹿は多いのでセンチコガネはよく見つかる。奈良のセンチコガネは瑠璃色をしているが、こちらの個体は緑色が光を浴びて輝いている。フンコロガシだと敬遠される方もいるが、綺麗な昆虫で、エジプトなどでは神の使いとして崇められている。テントウムシ擬きの昆虫まで見つかった。「虫屋」ではないので昆虫図鑑を持っていないから名前まで調べていない。花の育たない環境でも、生き物たちがいるので楽しさに変りはない。
「手のひらに 地球の宝石 コガネムシ」