ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

福寿草(フクジュソウ)


 ひとくらクラブ例会で活動地である一庫公園に出掛けた。雲一つない晴れ渡った空を見ながら向かう。気温も上がると云うことなので、今までの厚着から解放されてるんるん気分である。活動内容は恒例の椿油絞りだが、今回で最後にしたいと言うことなので、記録に残したいという思いがあった。
 活動仲間から家で育てている福寿草が咲いたよとの情報を頂いた。LINEで画像まで送られてきた。能勢には自生のフクジュソウが咲く場所があり毎年訪れている。トンボのメガネ例会でも案内したことがある。フクジュソウはカタクリと同じように陽光を受けないと、パラボラアンテナ状の花を全開してくれない。帰宅して、午後から妻を誘い自生地に赴いた。雲こそ出て来たがまだ日差しはある。気温も急上昇しているので汗をかくほどである。
 フクジュソウは多年草だから同じ処に生えてくれる。ところが年々数を減らしているのが気がかりだ。盗掘かも知れないが、それだと気が滅入るのでシカに食べられたのだろうと思うことにしている。全草が有毒だがシカは消化酵素を進化させ、毒草まで手を出す事は知られている。奈良のシカはイラクサまで食べるので、イラクサは食べられないように、より痛さを増しているという。
 フクジュソウは東北地方などの寒冷地ではたくさん自生するが、西日本では余り自生しないので、自生地では保護育成され、一般的には栽培された園芸種が出まわっている。
 そろそろ休肝モードに入りたいと思っていたが、暖かさと縁起物の福寿草に出会えた記念にプッシュと500ml缶を開け、何なりと記念日をでっち上げたいロクである。


「大株で 押しくら饅頭 福寿草」

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