ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

竹麦魚(ほうぼう)軍艦焼き

             軍艦焼きにひれ種を添えて

            2年前の45cmホウボウ(参考画像)


 2年前の3月に少し大振りの魴鮄(ほうぼう)が手に入った時には、刺身が美味しかろうと捌き、休肝の誓いを破った事を紹介したことがある。今回も流通ルートに乗らない魚として鮮魚売り場に並んでいるのを見付けたので、これ幸いと購入することにした。2尾で500円というのが嬉しい。昔なら庶民が手を出せない高級魚である。お坊ちゃん・お嬢ちゃんの「お食い始め魚」として利用されていたらしい。
 通常漢字表記では「魴鮄(ほうぼう)」と記される事が多いが「竹麦魚(ほうぼう)」という表記もされている。ロクの推察だが俳句では「竹の秋」とか「青麦」というのは春の季語になっている。竹麦魚(ほうぼう)の旬が産卵前の春という事で「竹」と「麦」を使ったのではないだろうか。
 最近はマルシェのおかげで色んな魚種の刺身にチャレンジしてきたので、少し食傷気味になっている。ならばと高級料亭風に竹麦魚の軍艦焼きにチャレンジしてみた。海底に棲む魚だから面構えも堂々とし、まな板の上にしっかり鎮座し、どうにでも捌いてくれと言わんばかりである。格好良く背開きにしてグリルで焼くことにした。特徴ある胸ビレはひれ酒で戴くことにする。2年前と同じように休肝の戒律を破ることになってしまった。


「春魚に 釣られ禁酒の 破れ去り」

ロウバイ・ウメ・コガモ・節分


 夜中に降っていた雨が上がったので、いつも通りの買い物散歩に出掛けた。三草山麓コースへの春探しである。124年振りの「1日早い節分」が訪れるというので後れを取ってはならない。運良く白梅が少し咲き出していた。ウメも種類が多いので名札が無いと判らないから白梅としておこう。「桜」と違い「梅」はバラ科サクラ属ウメと分類されているので、名前を冠さなくとも植物名として認知されている。
 能勢では初梅なので写真を撮っていると、ロウバイも咲いていると散歩途中の方が教えて下さった。その場所はかなり先だが、ウメよりも早咲きのロウバイを無視するわけにはいかない。このブログでも触れたことがあるが、ロウバイはウメの仲間ではなくロウバイ科ロウバイ属に分類されている植物で、江戸時代に中国から渡ってきた。写真はソシンロウバイという種類で、より蝋細工に見えるから香とともに好きな樹種である。
 近くの川でカモ類ではカルガモぐらいしか目にしないのに、先日はコガモが群で訪れてくれた。池などでよく目にする水鳥だが、近くに来てくれると嬉しくなる。子鴨ではなく小鴨だよと伝えることにしている。カモ類ではいちばん小さい種類である。緑のサングラスと黄色いパンツが可愛い。
 海苔屋が船場の風習を取り込んで「巻き寿司の丸かぶり」を世に定着させてしまったが、それにどやこや言うより、新たな食文化として許容する。今年は少し張り込んで2巻きも買ってくれた。塩鰯も節分用として並んでいる。何時も食べる鰯よりも脂がのって旨い。ヒイラギまで準備してくれたので、鰯の頭と一緒に玄関に架けておいた。鬼ならぬコロナ退散の願いを込めて。


「歳の豆 まだまだ食えると 見栄張って」

メジロ用エサ籠

             リボンも目立たない色で

                裏山でツル採取


 餌台にミカンを置いてやっても、来てくれるのはヒヨドリばかりである。毎日1個を平らげていく。別にかまわないのだが、こちらとしてはメジロなどにも来て欲しい。ミカンがなくなれば精米後の糠を置いてやる。それもヒヨドリには食用となるようで啄みに来る。
 サークル仲間のお宅にはメジロが来てくれて、置いてやる餌の好みまで知らせてもらえる。やはりミカンが好きなようで、ふかし芋なども好物のようだ。そのお宅では吊り下げた餌台にメジロが来ている画像を送って下さった。それにヒントを得て、ツルで餌籠を編んでやることを思いつく。自然の素材の方が小鳥たちも安心できるだろう。
 夕方から天気が崩れるというので急いでツル採取に出掛ける。ツル籠作りやリース作りは「ひとくらクラブ」恒例の提供工作だからおてのものである。雨の降り出すまでに編み上げてマユミの枝に吊り下げておいた。ついでにビワの木に設置した巣箱も、シジュウカラが利用しやすいように向けを変えてやった。今日は餌を見繕って籠に入れてやらなければ。シジュウカラが営巣してくれ、メジロが来てくれるのを待つ、と言う好々爺的生活をステイホームで余儀なくされている。ロクの生活スタイルではないのだが😃 


「夢に見し 吾が餌籠に 目白押し」

下見の流儀

           うり坊の親切な案内看板と修正箇所

                 V字山道

                 分岐を右に

              やっとゴールが見えてきた


 雨森山に皆さんを案内したいというので、それではとコース作りのために2日続けて雨森山に行くことにした。妻のグループは基本的には登山口近くまでは車を利用している。殆どが主婦なのでアプローチにあまり時間を取れないという事情がある。というので駐車場まで引き返す周回コースを考えなければならない。昨日はGoogleマップで検索して、予めルートのイメージを掴んでから出発した。
 一昨日は頂上だと思い昼食を採り、下山コースのつもりで歩いて行った先に「本当の頂上」があった。十字路での案内看板の支柱が外れ、向きが変わっていたので、道を踏み外して引き返すと言うこともあった。人を案内するときにはそんな間違いは避けたい。マジックペンを持参して、迷惑をかけない程度に表示の修正などしながら歩いた。もちろん時間も計りながら。冬場の山歩きでは15時には山から脱出したいと心掛けている。ロクとしてはアプローチまでを含めると3日連続の同じコース歩きになった。安心安全な状態で皆さんを案内するお手伝いが、ロク的下見流儀である。
 前日には日生中央駅まで歩き電車とバスで帰宅したが、昨日は近畿自然歩道の分岐で民田という集落に出るコースを採った。辿り着いた集落からはかなりのアスファルト道だが、このコースだと駐車場まで引き返すことが出来る。途中には歴史的な遺産も残っている。16,000歩というのも満足できる距離であった。膝のピリピリ感もたいぶ薄らいできた。


「昨日より らんらんらんの 早春へ」

雨森山(383.7m)

           間違って付けられた「雨森山」で昼食

            雨森山はまだ先なの?(第3広場)

        やっと正真正銘の雨森山に


 一日のスタートとしてテレビ体操で体を目覚めさせる、という習慣を永らく続けている。昨日はジャンプの時に膝にピリッと電気が走った。階段を上る時に右足に負担が掛かるので、1段ずつ登らなければならない。えらいこっちゃ!
 でも弱音を吐くロクではない。散歩でもすれば治るだろう!と気温の上がり出す10時過ぎに近場の低山である雨森山を目指した。登りだして無理なら引き返せば良いだけのことである。大事を取って登山口に用意されていた杖を拝借して登り出す。ピストンコースの予定だったが、頂上まで登ってみたところで、更に欲が出たので反対側に下山することにした。何の予備知識もない。途中でコースを踏み外したが2度ほど引き返し、正規コースだと判断できる道を下る。ところが想定していたよりもかなり長い道のりである。日生中央方面との案内があるが、何処へ出るかは判らない。最終的には家からはかなり離れた日生中央駅に至る「彫刻の路」へ出てしまった。散歩時には何時も水分とカメラだけぶら下げて、手ぶらで出るのだが、昨日は膝が痛くなったらバスで帰ろうという思いもあり、ICOCAを持って出たので電車とバスを乗り継いで無事帰宅できた。


「春待ちの 雑木林に 薄日注し」