馬酔木
風邪の症状も治まり、3日間の幽閉から抜け出し、やっと本来のアクティブ・ロク(ロクマグロ)に戻りました。と言っても無理は禁物、近場の県立公園まで春探しに出掛けました。2月に訪れた時にはダム湖にはオオバンがやたらと目立ちましたが、今回はヒドリガモの数も増えて可愛い声でピーピーと啼いています。ウグイスの初啼きも聴く事が出来ました。冬型気圧配置も去り、高気圧に覆われた早春賦の季節がやっと到来です。夜のニュースでは、疑惑いっぱいの小学校が、批判に耐えきれずに撤収するとか、韓国大統領の罷免とか、自衛隊の南スーダンからの撤退とか、世論の声が届いた春便りも聞かれました。
山を活かした公園にはアセビが盛りを迎えています。日本原産で古くから親しまれ、万葉集にも登場します。地方名も多くアセボ・アシビ・ドクシバ・ウジハライとか、外国にはシシクワズという名で紹介されたようです。今の標準名になっているアセビというのは枕草子では土佐の方言だったらしいです。有毒植物で鹿も食わないので公園の緑化樹として植栽されています。スズランに似た壷型の花の何と可愛いこと。
「11日 馬酔木うな垂れ 鎮魂花」