ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

淀の河津桜🌸


 緩やか歩きの「山友会」は山にこだわらずに公園歩きなどもしてみたいという要望が出る様になってきた。となると色んな処に出掛けているロクにお鉢が回ってくる。
 新しいメンバーも加わったことだし、大阪のてっぺん能勢の仲間に “井の中の蛙” で終わらせないために、一歩踏み出せば素晴らしい処があるという驚きを与えたい。冬の能勢から一気に春を感じてもらえる河津桜の名所に案内することにした。と言っても山の会を名乗っているので、しっかり歩いてもらうために歴史探訪を織り交ぜてのコースを案内する。
 行き先は京阪の中間点に位置する中央競馬場に隣接する淀水路で、10年ほど前から河津桜の名所として脚光を浴び、年を追うごとに訪れる方が増え、若者たちにも人気のスポットになってきた。モデル気取りの娘さんたちが桜の花に近寄りポーズを取っておられる。それに見とれていると、曾て華やかであっただろう婆さん連中に先を急がされる。
 伃ド神社から淀城跡など歴史散策しながら、人通りの殆どない道を案内する。こんな道で大丈夫なの?と桜に逸る婆さん心をじらさせながら意地悪爺さんの案内が続く。淀水路の出口(裏口)からメインを目指すことにした。最後に凄いと思ってもらえる作戦である。トンボの仲間から開花情報を頂いていたので、3分咲きぐらいだろうと前もって案内しておいたが、ここ2~3日の暖かさが5分咲き程度まで押し上げてくれた。十分に満足して頂けたようである。


「コンビニの 弁当携え 花の昼」

魚屋ロク

              グレと鯛の皮の湯引き

                 あら炊き

                 ひれ酒2種


 せっかく禁酒宣言をした矢先に食材調達に誘われた。僕が行けば妻は料理は免れるし、美味しい魚料理が食べられると言う魂胆は見え見えである。でも僕的にも鮮魚を食べたいという要求がある。渋々というか喜び勇んで買い物に付き合った。
 今日は鮮魚売り場に直行しない。果物から見て回る。伊予柑やパイナップルを籠に放り込んでいく。だって昨日から禁酒の誓いを立てたのだから。でも流れとして鮮魚売場を避けて通れない。安売り目玉鮮魚はアジである。これなら刺身にしても塩焼きや、ムニエルにしても酒を飲むほどの料理ではない。近海物のコーナーにさしかかるとグレ(メジナ)がリーズナブル価格で並んでいる。磯釣りをしていた時の対象魚だから懐かしい。刺身や吸い物にしたら旨かろう、皮の湯引きも捨てがたいと、その時点で晩酌モードに入ってしまった。となると立派なタイにも目が向く。とても二人では食べきれないサイズだが、昆布じめにしておけば何日かは保つだろう。
 何時も妥協するのは口が汚いからだろう。酒を控えて長生きするか、旨いものを食べて往生するか?二者択一では無いと思うのだがしばし逡巡するロクである。


「桜鯛 生良し煮て良し 焼いて良し」

久し振りの里山歩き

          まさに腰掛けクラスの茸「サクノコシカケ」

                これって何?

            ウインナーが倒木に(お遊び)


 最低でも2週間に1度は山に入りたいと、年明け早々からスタートを切ったはずだった。ところが1月初旬からオミクロン株の急拡大になり、それに追い打ちをかけるような寒波の居座りが続き、春の陽気が感じられる昨日まで数えるほどしか山歩きが出来ていなかった。
 2木会の目指す山は急登のある振野山574mである。筋力の衰えを心配したが、しばらく続けた禁酒で体重を戻しておいたのが功を奏し、急登もあまり苦にならなかった。野間の大ケヤキに車を止め、14人の最後尾をついて歩く。何時もながらのハーレム状態だが、休憩時に植物の話をするぐらいで、皆さんの日常話題にはついて行けないのでツグミを決め込んでいる。今回は流石にプーチンの話など出たので、そんな話題には加わることにした。
 振野山までのアプローチは長かったが、ピークが一つなので距離と所要時間は短く、余力を残して下山することができ、フクジュソウ自生地へはしごするおばさんたちもいた。4時間ほどの山行だったので3時頃には帰宅できた。本来なら直ぐに風呂に入り、早めの夕食でプッシュ!とやりたいところだが、一番飲みたい時に、今日からしばらくは休肝にしようと決めるのがロク流禁酒宣言である。


「久し振り 笑顔こぼれる 春の山」

ミモザのブーケ

              頂いたミモザのブーケ

          「明日からも 二人三脚 花ブーケ」

             ブーケとリースのドッキング


 遅ればせながらミモザの写真を撮りたいと、大阪市立自然史博物館に行ったついでに長居公園内を歩いてみた。長居植物園がリニューアル工事のために4月まで休園されている。園内にはミモザがあったはずだが、最寄り駅までの道中に探し出すことが出来なかった。
 先日「つるとはな展」春バージョンを開催していると作者の方に伺ったので、挨拶代わりにお邪魔してきたが、そのお返しというわけではないのだろうが、ミモザのブーケが届けられた。本来なら男性から贈られるのがミモザである。イタリア人と少なからず付き合いのあったロクとしたことが。昔から女性に花束を贈る習慣が身についていたはずなのに。家族ぐるみの誕生会などではバラの花束をプレゼントしたりしていた。スキー場民宿の女将さんの誕生日に、同行した仲間と町まで花束を買いに行き、帰り際に差し上げた。今までこんなサプライズは経験したことがないと泣かれてしまった。帰りの車で裕次郎の “粋な別れをしようぜ~♪” を歌いながら帰ったことまで思い出す。
 坪内ねんてん先生の俳句教室だったので、宿題の自由句に「花ミモザ」を詠んだ句を携えていった。国際女性デーの翌日と言うこともあり、句の言わんとするところは皆さんに理解されたようである。帰宅してから頂いたミモザのブーケをリースしめ縄とドッキングさせ玄関の飾りとした。


「玄関は ミモザ飾りの 西洋風」

植物 特別展

       オマケは長生きの「奇想天外」


 1月14日~4月3日までのロングランで『植物』特別展が大阪市立自然史博物館で開催されている。サブテーマは~地球を支える仲間たち~。NHK大阪放送局と朝日新聞社との三者で主催され、植物を観察テーマに掲げている我々サークルとしては、是非とも覗いてみたい植物ワールドの世界である。
 コロナ禍中での開催と言うこともあり、入場制限される事を心配していたが、適度な流れで説明板を読みながら観覧することが出来た。ブログで紹介するにはあまりにも範囲が多岐にわたるので、大きな植物に絞って画像紹介したい。朝日新聞には植物展の模様が何度か掲載され、展示物の紹介などもされているのでご存じの方も多いことだろう。
 世界最大の花 ラフレシアは鶴見緑地の「咲くやこの花館」にも展示されているのでお馴染みになっているが、2.72mもの高さになるショクダイ(燭台)オオコンニャクにはびっくり仰天。一堂に集められたこれらの植物たちは、近隣の植物園で観ることも出来るので、植物園観察会の折には知ったか振りで説明できるぞ!とたくさんの驚きをインプットしてきた。後はどれだけ覚えているかだけである。


「寒いなあ~ 縮こまらずに 背伸びせよ」