ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

オリエンテーリングコース

              楽しいクイズラリーコース

              ニガイチゴも試食

                僕は食べるだけ


 3つの山の会を抱えている妻は、コース選びに苦慮しているようだ。とくに軟弱コースの山友会と3木山の会メンバーは、直ぐに弱音を吐くので、楽ちんで気持ちよかったと言って貰えるコースは、能勢近辺では行き尽くしている。
 るり渓に京都府立大学少年自然の家というのがあり、そこが管理しているエリアにクイズ形式のオリエンテーリングコースが整備されている。20ヶ所のチェックポイントがあり、全コースを巡っても、標準時間90分で回れる適度な周回ハイキングコースになっている。お昼の休憩など挟んでも3時間もあれば、シニアでもゆっくり回れるだろう。
 下見に行ってみたが、コースマップなど持ち合わせていないので、どこから入れば周回コースに辿り着けるか判らない。余り踏み跡もない道を登っていくと、やっと整備されている登山道に辿り着けた。チェックポイント⑫の標識も見つかる。ピークを越えると一気に湖まで下る。そこで確認できた数字は⑱だった。何としてもスタート地点とゴール地点を見つけ出したい。以前に妻がコースの一部を歩いたという記憶を基に、右往左往しながらゴール地点を探し出した。周回コースなのでスタート地点は直ぐに見つかった。①から⑫までつなげたい。標準時間90分コースだったが枝道を行ったり来たりしていたので、16,000歩の履歴が残っていた。たぶん周回コースだけなら皆さんには満足して貰えるだろう。
 帰宅すると下校時間の児童たちがビワの実を求めてやってきてくれた。採り放題と言うことでお互いに手助けしながら、子どもたちは道草を楽しんでいた。道路に座り込んでビワの実を食うことに専念する子もいて、まさに「道草を食う」の実践風景だった。


「山道を 涼風小声で がんばれと」

今時のサーカス

                ポップサーカス

         甲子園球児たちが泊まる宿

           初心者用メニュー

                 ハモの刺身


 父の日に併せて娘夫婦が粋なプレゼントをしてくれた。西宮市に位置する国道2号線沿いに掛ったサーカスのチケットを手配してくれた。彼女たちも一度観覧に訪れ、見応えのあるエンターテイメントだったので、是非とも見せたいとの思いだったようだ。
 能勢の片田舎から午前中の開演時間に出てくるもの大変だろうと、甲子園球場の近くにある宿まで手配してくれた。この旅館は春と夏に甲子園球児たちが泊まる宿で、一般客に対する対応はBB仕様になっている。周りには各種の飲食店があり、一風変わったお店に連れて行ってくれた。彼らは馴染みなのか、手っ取り早くお勧め料理をオーダーしてくれる。提供された料理はオリジナル性があり、すっかり気に入ってしまった。生ビール3杯と白ワインボトルを3人で空け、妻は濃いと言いながらも焼酎のお湯割りをお代りしていた。楽しく飲んだのだが、翌日まで残る酒量だった。
 体内からアルコールを発散させたいので、宿からサーカス小屋まで1時間あまりを歩いて行った。ポップサーカスと名乗り国際色豊かだが、大阪に本部を置く日本のサーカス団らしい。木下サーカスしか知らなかったが、今時のサーカスは演じられるパフォーマンスは多彩で、マジックショーまであり退屈させない。幕間と暗転時に登場するピエロが雰囲気を盛り上げてくれる。写真撮影が許可されたのはフィナーレだけだったが、最後のブランコ競技はハラハラ・ドキドキのしどうしだった。心に残る父の日プレゼントに感謝。


「父の日は 心も体も 酔わされて」

ビワコンポート作り(予約投稿)

            やっと出来上ったビワコンポート

               採餌中のカルガモ

            スカシユリ


 ブログアップの流れとしてはこうなるだろうなと、スペースを空けて置いた。本来なら余り定着していない「父の日」雑感にするはずだったが。
 昨年は全然ビワが実を付けないので、ご近所の皆さんからも心配して頂いた。どうやらビワは隔年事に実を付けるようだ。でも生食するのはほんの2~3個ほどだ。一昨年たくさん採れたのをコンポートにしてみたところ、生食するよりも遙かに美味しいことを学習した。今年も美味しいコンポート作りにチャレンジ。結構灰汁が強いので爪の中が黒くなってしまう。それを避けるために熱湯に潜らす方法で、皮むきと種出しの準備を試みた。皮も剥きやすいし灰汁で爪が黒くなるのもある程度防げる。
 シロップ作りも大まかで、グラニュー糖とキビ糖を使い、レモンの代わりに手作り柿酢を使ってみた。一昼夜置かなければ味が染み込まないが、出来立て熱々を味見してみたところ旨く仕上がっている。何時ものことだが作るのは僕で、消費者は妻が引き受けてくれる。得手不得手の問題だからやむを得ないと諦めている。
 田んぼにはカルガモ夫婦が仲良く採餌に来ている。彼らにとっての田んぼは絶好の狩り場である。植物性を好むが、昆虫や貝類、蛙なども食べているようだ。田んぼでは蛙食べ放題と言ったところか。父の日ぐらいは肉類を食べたいよねカルガモ君。


「枇杷の汁 指しらうおを 泥鰌にし」

振る舞いビワ

             コンポート用に採取したビワ

             羽根を乾かすアオサギ君

           50輪も咲いただろうか?今朝のクチナシ


 ビワが次第に色付いてきて、そろそろ食べ頃になった来たようだ。取りあえずは手の届く範囲で我が家のコンポート用分だけを採取した。あとは皆さんに自由に採って貰いたい。一昨年も短冊を吊し、枝を引き寄せる為のステッキまで用意してあげた。今年は実りの重さで子どもでも採取できるほど垂れ下がっている。
 小鳥も啄みに来ているようで、熟れたビワにはクチバシで突いた跡がある。彼らは気まぐれに訪れて突いていく。いくら食べても良いのだが行儀良く食べて貰いたいものだ。出来るだけ傷つかないうちに人間様に賞味してもらいたい。
 ビワの葉と種には優れた薬効があり、ガン治療薬のアミグダリン(ビタミンB17)をはじめ各種の薬効成分が含まれているので、古来から有用な薬草として利用されてきた。江戸時代には庶民の暑気払いとして、天秤棒で担いで「枇杷葉湯(びわようとう)」という飲物を売り歩いていたようである。それの本家が天満難波橋の浅田屋とされ、売り歩く姿は浪速や江戸の風物詩だったらしい。
 「食べ頃だよ!好きなだけ持って帰って下さい!」という声を張り上げる代わりに、今年も短冊を吊した。アオサギが羽根を拡げて「粋な計らいだ!」と言ってくれているようだ。今年のクチナシは3輪でデビューしてくれたが、2日目には10数輪も咲き、今朝は50輪も咲いているように見受けられる。数え切れないほども咲いてくれ、香りを撒き散らしている。今年は実成り・花成りの年だ。


「枇杷の実を パンチ効かせて コンポート」

バッタ・アジサイ・ライブ♫

          交番前のステージで熱唱するSUM-DYUたち


 忙しい1日だった。
 万博記念公園駅10時集合の予定だが、減便されたバスのお陰で9時に着いてしまった。前回はJRの遅れで20分も皆さんを待たしてしまった苦い経験が残っている。今回は1時間も早く着くのだが、遅れるよりは良いと早出の選択をした。
 例会テーマは棕櫚で編むバッタ作りである。簡単なカタツムリからスタートした。小学校では3人の方に手助けして頂いたので難なくこなせたが、今回は僕一人で24人のシニアに伝えなければならない。カタツムリで思わぬ時間を取ってしまったので、立体的カタツムリと熱帯魚作りを端折り、一気に難しいバッタ作りに切替えた。参加した皆さんもバッタをマスターしたいはずである。昼食をはさみ午後からもバッタ作り。早々要領を掴んだ方が何人かおられたので、その方たちも先生役になって貰い、マンツーマンで2匹のバッタを織って頂いた。完成品の集合作品画像を撮るゆとりがないほど大変だった。生徒の飲み込みが悪いのではなく、先生役の指導が悪かったと反省している。参加者数が判っていればマニュアルも用意できるが、当日集合駅に来た人が例会参加者という活動スタイルなので、その辺りも反省点の一つである。
 自然観察サークルなので、午後のいっときをアジサイに絞って観察してきた。案内役と説明役はメンバーが担当してくれる。アジサイの花を構成する両性花と中性花、学名の由来など説明して貰った。Hydrangea(水瓶)をルーペで確認しておられた。
 駅ナカ反省会でのビールも控えて、野外ライブ会場に駆けつけた。何とか舞台設営に間に合い、主催者側の一員として面目を果たすことが出来た。アーティストのSUN-DYUさんはコンビニ強盗のえん罪被害者である。300日間の勾留など大変な経験をされたが、無罪を勝ち取り、後に真犯人まで見つかるという、警察のずさんさをラップ音楽に乗せながら熱唱された。野外ステージが交番前というもの意外な偶然だった。


「教室で 季節外れの バッタ飛び」