ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

汗吹きキノコ🍄

               キノコも暑いのかな

              虫除けトンボ到達点


 キノコの世界と遠ざかって久しい。サークルメンバーに菌類研究会に所属される方がおられるので、キノコ観察会がある時には案内を送って頂き、時々参加させて貰っていた。それがコロナ禍で他のサークルでも経験済みだが、一般参加者を交えての観察会までは出来なくなっている。またまた緊急事態宣言が発令されることになり、ますますキノコとの縁は薄くなってしまいそうだ。
 前回のトンボのメガネ例会でも珍しいソライロタケに巡り逢うことが出来た。たまたま菌類研究会の仲間も参加されていたので、名前を教えてもらえた。ところが個人でキノコに出会っても、名前まで辿り着けない。山道にサルノコシカケ科だと思えるキノコが、まるで汗をかいているような水滴をつけていた。それが何のためなのか判らないが興味はある。成長過程なのだろうか?とんと分からない。ご存知の方がおられたら教えて頂きたい。
 キノコに興味を持ったのは「食べられる茸」探しからだった。先ず間違いないだろうハッタケにはじまり、ヌメリイグチなどを探し歩いた。キノコ観察会に参加するようになってからは、カンゾウタケやオニフスベなどにも挑戦してみた。ハタケシメジやタマゴタケは義弟家族が帰郷の度に提供してくれた。勇気を絞って食べた野生茸のホンシメジは群を抜く美味しさだった。キクラゲは見付け次第採取して帰る。再び自粛生活を余儀なくされるので、キノコ採りにシフトしようかなと思案中である。


「キノコまで 汗かく時世 世も末か」

ほぼ「完結」

              オニヤンマ工作の裏表


 故事の「思い立ったが吉日」というわけではないのだが、虫除けトンボ作りにチャレンジしたいと言う気になったので、熱の冷めぬ間にと一気に突き進んでしまった。先ずは試作に着手してみた。運良くブログ仲間がオニヤンマの絵をアップされていたので、参考にさせてもらい、何とかオニヤンマらしき姿に仕上げた。次は虫除け効果検証のために山歩きに出掛ける。行き会った人の帽子には市販の「虫除けオニヤンマ」が着けられているのにびっくり仰天!知らないのは僕だけだった。
 後は、大量生産と小学校でも使える簡単工作への工夫である。虫除けトンボの効果はトラの縞模様にあると着眼したので、ビニールテープでの彩色を思いついた。試作第2号が完成した。まだ辿り着けていないのが羽根である。羽根模様を印刷してパウチしてみたが、透明感を出せないの難点である。プリンターで直接パウチフイルムに印刷できないだろうか。
 図書室で借りた「親鸞」も3部作全6巻の内、怒濤編上下を読み終えて、いよいよ完結編上下に辿り着いた。まだ道半ばだが工作も読書も「完結」が見えてきた。
 先が見えないのがコロナである。国民の大多数が危惧していたオリンピック最中での拡大が現実のものとなった。あれほど専門家が警鐘を鳴らしたのに、馬鹿なオジサンとオバサンは国民の命を犠牲に突き進んでしまった。今頃、言い訳するための原稿作りにあくせくしておられることだろう。人流は抑えられているなんて、開いた口も塞がらない。でもアスリートたちの頑張りには拍手喝采を惜しまない。金メダル取り過ぎだよ!😃


「トラチーム 炎暑に負けぬ 心意気」

極楽トンボの山(782.74m)

              782.74m=悩み無し

      

             虫除けトンボの検証中

           市販されているオニヤンマのブローチ

       頂上ではキアゲハとヒョウモンチョウが仲良く充電中


 コロナ以前の火曜日は「花曜日」として月2回の山歩きが続けられていた。リーダーはかなりお歳の女性だが、社交ダンスなどもされる方なので矍鑠とされ、善意の陰口で「妖怪」呼ばわりまでしていた。ところが府県を跨いだ移動は自粛することになり、それに伴って山歩きも途絶えてしまった。月8回の歩きを誇ってきた妻としては、それだけで2回もの定例会が減っている。仕方なくその穴埋めに付き合わされることになってしまう。
 そんな裏事情もあり、昨日は町内の剣尾山(783.74m)に登ってきた。ロク的には手作り「虫除けトンボ」の検証と言う目的があるので、モチベーションは既に高揚している。わざわざ虫が寄ってきそうな黒いシャツを着ていった。1種類のトンボブローチはシャツに、別のトンボは帽子につけて行った。確かに顔の周りにまとわりつく羽虫は寄ってこない。効果てきめんである。下山途中のハイカーの帽子にはオニヤンマのブローチが乗っている。ししママさんからの情報でも金剛山で見かけたと教えて頂いた。出くわした彼に話を伺うと、釣り道具屋で購入したのだが、ネットオークションでは数千円の値が付いているほどの人気グッズらしい。特許を取れるかもと意気込んでいたのに、その夢はあえなくうたかたとなってしまった。市販トンボの写真を撮らして貰うと、相手も手作りトンボに感心されて、SMSにアップしたいと写真を撮って帰られた。
 さて、剣尾山だが標高が782.74mと言うことで「悩み無し」と読める。まさに極楽トンボのロクにぴったりの山である。今までは回遊魚の「ロクマグロ」としていたが、これからは「ロク楽トンボ」にしようかな。


「頂きに 涼風流れ ため息が」

オニヤンマ試作

               試作品づくりの過程

              昨日は3輪咲いたヒオウギ


 基本的には自然工作と言う拘りがあるので人工加工物を使ったり、彩色を施したりと言うことはしてこなかった。ところが今回は「虫除けトンボ」としてのオニヤンマのブローチ作りである。如何にオニヤンマに似せて作れるか!が求められている。
 試作途中でひらめいたのは、虫たちがオニヤンマを怖がるのは、頭部も獰猛な面構えだが、なによりも胴体の黄と黒の配色だと気付いた。虎模様が危険信号なのだ。蜂類のオオスズメバチなども黄と黒の縞模様で、捕食者から身を守る装いになっている。虎模様は保身と威嚇を兼ね備えていると言うわけである。
 そこに重点を置き作ればいいわけで、完全に姿形まで似せて作る必要はないとの結論に至った。虎模様を強調すれば虫たちが近寄ってこないだろう。縞模様の彩色は黄と黒のビニールテープを活用することにする。テープを購入するまで工作は中断を余儀なくされる。ブローチを着けて虫たちが近寄ってこないか?の実験も残されている。とりあえずは試作品を帽子に付けて、山に行って効果の程を試してみたい。忙しくなってきたぞ!


「レプリカの 蜻蛉帽子に 山目指す」

檜扇(ヒオウギ)

              何株にも増えたヒオウギ

             ヒオウギの実と種(参考画像)

             暑い暑い!


 植えた覚えはないのだが年々扇の数を増やしてきた。檜の扇に似ているから名付けられたと言われているが、まさに典型的な単面葉(葉に裏表がなく、見えているのは葉裏というアヤメ科植物の特徴)のヒオウギが次から次へと咲いてくれる。根茎は風邪などの生薬として用いられているが、花後に出来る黒い種に特徴があり「ぬまたば」と呼ばれて万葉集で、髪・夜など黒いものにかかる枕詞として登場している。因みに種が黒く、葉が扇型をしているので烏扇(カラスオウギ)とも言われている。
 昨日も散歩の機会を伺っていたが、カンカン照りでとても歩ける状態ではない。テレビを見る習慣はないのだが、オリンピックでのアスリートたちの頑張りは見ておきたい。コロナ禍と酷暑の中で開催される異常なオリンピックだが、アスリートたちには迷惑こそ掛かれども、何ら責任のないことである。そんな中で拍手喝采の頑張りを見せてくれている。ただ、人気急落の管が、金メダルを取ったアスリートにお祝い電話を掛けて、政治利用している映像には救いようのない嫌悪を感じる。ただ国民がテレビ桟敷で「観戦」している分には「感染」も心配ないだろう。それにつけてもビールが旨い。


「射干を 透かしてみても ニキビ顔」