酢漿草(カタバミ)
カタバミ仲間
起き出したカタバミの葉っぱ
オニタビラコ
ウラジロチチコグサ?
大きな台湾パイン
花壇には2種類のカタバミが自生している。放置花壇だから生き残りをかけて植物たちがせめぎ合っている。その所為か陽射しを求めてみんなの背丈が伸び放題である。通常の黄色いカタバミもナガミヒナゲシに負けてはならじと太陽に向かっているので、オッタチカタバミかなと思ってしまったりする。
ピンク色のカタバミはその中で隠れるように咲いている。たぶんムラサキカタバミだろうと思うのだが、もしかしたらイモカタバミかも知れない。
名前の由来になっているのは、葉が睡眠運動をしているときに、片側が食(は)まれたように閉じている状態から名付けられた。今朝も起きているかと6時の段階で確認すると、殆どの葉っぱが「もう起きてまっせ!」と葉を展開し始めていた。いずれにしても毒虫に刺されたりしたときに、生の葉をすり潰して患部に塗布すれば良いので、花を愛でるだけではなく、薬草としても重宝な野草である。
オニタビラコヤなどの雑草扱いされる野草もわが家では観賞用として大事にされている。カラスノエンドウとスズメノエンドウの交雑種と言われるカスマグサまで咲いているので、身近な処で野草観察が出来る。プランターにはウラジロチチコグサらしきものが出現してきた。花が咲けば同定できるのだが。
「春眠を むさぼる余裕 草に無し」