自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、写真とコメントを交えて俳句にまとめています。毎日発信でシニアの元気報告になっています。
黐躑躅
萼の辺りに粘りがあるモチツツジ 緋色で勝負ヤマツツジ 公園などにはヒラドツツジが咲き誇っているが、自生種のモチツツジも咲き出してきた。最近は秋や冬場に狂い咲きのモチツツジをよく見かけるが、やはりこの時季に咲き出すものが綺麗だ。ヒラドツツジよ... 続きをみる
命の繋がり
昨日は地球環境自然学の講座日だった。NPO法人里海づくり研究会議の事務局長田中氏の「瀬戸内海における里海づくり30年の歩み:新たな未来へ」がテーマで、岡山県日生(ひなせ)での実践報告。特に地域住民を巻き込んで “稚魚のゆりかご” と言われるアマモ場の再生に取り組まれた試行錯誤を興味深く拝聴して来... 続きをみる
白花
5弁花のカマツカ 葉っぱが対生のコバノガマズミ アオダモ 早春の木々は黄色花を咲かせて春の訪れを告げます。マンサク・クロモジ・ダンコウバイ・サンシュユなどです。季節が進みウメ・サクラ・モモなどの桜色が人々の目... 続きをみる
今時の回転寿司
現役時代から会社帰りに寄り道していた居酒屋の常連で、家族ぐるみの付き合いが月一で今も続いている。定例飲み会以外にも花見や小旅行などにもご一緒する。何時も飛び回っている僕が会場探しをするのだが、今回は妻の要望で回転寿司を食べに行くことにした。あいにく能勢の田舎にはそんなお店がない。わざわざ寿司を食... 続きをみる
二輪草
ニリンソウの群生地、その横にはコゴミ(クサソテツ)も チゴユリも 新緑の山 4月の初めにイチリンソウを紹介したが、今年はまだニリンソウを紹介していなかった。ちょうどカタクリの咲く時期だから出遅れたかなと、寄り道コース... 続きをみる
蛍葛
昨日は地味な花をアップしたので、今朝は眼の覚めるような花を紹介する。以前、この綺麗な花を見たのだが、何処で出合ったのかを思い出せない。あまりにも綺麗だから当時は園芸種の籠抜けかなと思っていた。ところが日本全国に自生するれっきとした野草なのだ。ホタルカズラと名付けられている。花の色を蛍の光に例えた... 続きをみる
花筏
ハナイカダ雌花 ハナイカダ雄花 植物園で観たハナイカダ雄花(参考画像) 夏に熟したハナイカダ(参考画像) こちらも花筏と言う(ハート形のおまけ) 目立たない花を咲かせるハナイ... 続きをみる
白花雲仙躑躅
何とも清楚なシロバナウンゼンツツジ ひとくらクラブでお世話になっている方が紹介して下さったシロバナウンゼンツツジを、是非観てみたいものだと昨年から思っていた。今年も案内チラシを頂いたので日程調整しながら昨日お邪魔して来た。兵庫県川西市清和台に位置する虫生川流域にシロバナウン... 続きをみる
黒竹たち
手前がミョウガ・奥はクロチク 鉢巻を締めたキノコのお出まし 野草例会にかなりの精力を注いだので、昨日は休養日と決め込み、後片付けなどに費やした。普段は開けない物置など整理していると、植物の種などが出て来る。蒔き時などあるが、そんなことはお構いなしに狭い庭に蒔... 続きをみる
山菜・野草
ズラリと並んだ天ぷら材料 グループに分かれて調理中 タンポポサラダ 恒例の野草料理例会。5月を想わせる青空のもと、幾分山に残っている桜を遠望しながら18人がキャンプ場に集合。敷地内に食べられる山野草がないだろう... 続きをみる
野草摘み
採り頃のワラビ 天ぷらにもハーブ茶にもなるカキドオシ 灰汁抜きしたワラビ 通常のトンボのメガネ例会は下見に行くぐらいだが、今回の例会は野草料理提供なので事前の準備が大変だ。例会での野草料理提供は過去2回の実績がある。今回は猪... 続きをみる
利根花鑢
広い葉が栄養葉で棒立ちしているのが胞子葉 こちらも絶滅危惧種のノウルシ 先日、鵜殿観察会で名前だけ紹介したトネハナヤスリです。調べると日本固有種で地域限定の貴重種です。名前に利根を冠していますが、まさに利根水系と淀川水系の葦原に生息します。しかも葦原を焼... 続きをみる
野豌豆三兄弟
カラスノエンドウ スズメノエンドウ カスマグサ カラス(長男)・カスマグサ(三男)・スズメ(二男) このブログで何時も拝見しているSUMさんが14日にカラスノエンドウをアップされました。綺... 続きをみる
上溝桜Ⅱ
昨年アップしたウワミズザクラ(参考画像) 金曜日にトンボのメガネで山菜野草料理を計画しているので、暇を見付けては採集に出掛けています。タラノメやコシアブラは湿らせた新聞紙に包み冷蔵庫に入れておくと1週間は持ってくれます。近くの山裾にヤマザクラに混ざってウワミズザクラが開花し出し... 続きをみる
紫鷺苔
ムラサキサギゴケ(上から裏から斜めから) 田んぼの畦などでよく見かけるお馴染みのムラサキサギゴケです。よく似た仲間にトキワハゼがありますが、咲き方と花の大きさぐらいでしか区別が出来ないぐらいそっくりです。ムラサキサギゴケはサギが舞っているように見え、地面を這って拡がる様子が苔... 続きをみる
森・里・海
2018年度地球環境「自然学」講座が始まった。京大名誉教授の田中先生の監修によるもので今年4年目を迎える。テーマは「森里海連環学」で “森は海の恋人” と発信された宮城県の畠山氏らの運動を、地球的規模にまで広めようとする壮大な構想である。1989年に社会運動として始まった「森は海の恋人」運動はマ... 続きをみる
鯉の恋
ウナギの稚魚 淡水魚図鑑で確認中 釣りをしている方にはお馴染みだが、春から初夏にかけて鯉は産卵期を迎え浅瀬や水路に集まる。雌が藻などの水草に卵を生みつけ、雄が我先にと放精する。いつもは静かな流だが鯉の恋季節はバシャバシャとうるさい。手... 続きをみる
踊子草
仲間から送られてきたオドリコソウ 高槻市鵜殿の葦原で芽吹いたばかりの葦群落 自然大学で一緒に学んだ仲間たちと葦原で有名な鵜殿に行って来た。現地で葦原の保護活動をしている仲間の案内だから、無駄なく珍しい植物などの自生地に連れて貰えた。ここに新名神を通すという国交省の計画... 続きをみる
片栗
テラスで一休み 金剛山はカタクリ群生地なのでそれだけを求めて来られる方も多い。カタクリはスプリング・エフェメラル(春の妖精)の代表格である。クヌギなどの夏緑樹が葉を落としている間だけ活動する。木々が芽吹いてくると妖精たちは来年の春に備えて休眠する。その儚さが人々を... 続きをみる
猫の目草3兄弟
シロバナネコノメソウ ヨゴレネコノメソウ ヤマネコノメソウ 1年振りに金剛山を訪ねた。5月にトンボのメガネの観察会を予定しているのでその下見も兼ねている。何度も来ているコースだが、や... 続きをみる
勾玉作り
5月20日に50団体ほどが協賛して能勢でピースマーケットが開かれます。それに呼応して能勢9条の会も勾玉を販売することになりました。本来ならブースをお借りして、そこで作って貰うのが一番なのですが、その日は会場の浄るりシアター大ホールで「ごはん」という自主製作映画を上映する取り組みを同時進行で進めて... 続きをみる
花見茶会
オリジナルな下絵を描く子どもたち 昨日は「ひとくらクラブ」の総会日で、花見が計画されていた。何度も触れているように今年のサクラは冬眠打破が進んで開花が早まった。このサークルではエドヒガンの保護活動をしているが、植栽した数年足らずの幼木は既に花を散らしている。さすがに古木はまだ... 続きをみる
山菜
アカメガシワ 天ぷらやハーブ茶に使うカキドオシ 食べるにはもったいないシュンラン 春の七草を正月に食する風習があるが、新暦ではまだ出揃わないのでどうしてもスーパーのお世話になる。実際に野原などで採取出来るのは暦が春にな... 続きをみる
名残花
咲き残っているエドヒガン ミツマタも盛りを過ぎたが散らずに咲き残る 花は垂れ若葉が出て来た トンボのメガネ2018年度年間計画で、ミツマタとエドヒガンの自生を観て貰おうと2か月前から計画していた。今年... 続きをみる
青木
雄しべが退化したアオキの雌花 雌花の花序 アオキ雄花の雄しべ 山に入れば何処でも見かけるアオキの花が目立つようになってきた。雌雄異株で雄花の方が花粉を飛ばすので大きな花序を作る。雌花の花序は小さく少し遅れて咲き出... 続きをみる
一輪草
ニリンソウは歌謡曲にも登場するぐらいお馴染みだが、イチリンソウはあまり知られていない。どちらも群落を作るが、花が咲かないと区別がつかない。昨日はサークル「ひとくらクラブ」でお世話になっている方の活動地「水明台・渓のサクラ」が一般公開されているのでお邪魔して案内して頂いた。ここもエドヒガンの保護活... 続きをみる
狭山池
白妙 右近 日本最古のダム式ため池と言われる狭山池に案内してもらった。狭山池博物館には発掘調査で出て来た飛鳥時代と江戸時代の東樋や、堤を切り取った実物模型まで展示され圧巻である。日本の土木技術の歴史が凝縮展示されている。... 続きをみる
蒲公英
カンサイタンポポ セイヨウタンポポ 日本には20種ほどのタンポポが自生しています。この辺ではカンサイタンポポと呼ばれていますが、セイヨウタンポポとの交雑種もある様で厳密に区別するのは難しいです。セイヨウタンポポは総苞片が外側へ反転してい... 続きをみる
微笑み桜
微笑み桜 群雲桜 長老桜 山一面にエドヒガン 今年も各種桜を沢山見てきたが “桜命” と言う妻が余り桜を観に行く機会がないと零している。彼女たちのグループも花見を今週末位... 続きをみる
菫たち
タチツボスミレ シハイスミレ 山でスミレ属が目立つようになって来ました。スミレの花咲く頃~♪でご存知の宝塚歌劇団テーマ曲です。この歌で詠われているのは路辺に咲く紫色のスミレのことでしょう。スミレ属は日本で50種以上もあり、専用のス... 続きをみる