ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

高原の花たち

ヤマユリ・オオナンバンギセル・オトギリソウ・カワラナデシコ・ノギラン・キツリフネ・クサアジサイ・キノコの仲間たち・アサギマダラまで


 今回の葛城高原行きはトンボのメガネの宿泊例会として取り組んで来た経緯がある。シニア自然大学校OB会としての意味合いも兼ね備えているサークルとしては、第7波急拡大のさなかに催行するのはリスクを伴う。と言うことで急遽中止の判断をした。ところが妻の主宰する山の会は基本的には “行け行けドンドン” の典型的な大阪のおばさんたちである。トンボのメガネが中止した情報を流してみると、皆さん二つ返事で行きたいと仰る。たくさんの部屋を確保して頂いていたので、ロッジに確認すると幸いなことにまだ空いているということで、トントン拍子で「3木山の会」の夏例会に切り替わった。
 10人で申し込んだが、ワクチン3回接種済みか、PCR陰性証明を取りに行けないなどの理由で2人のキャンセルが出た。えらいこっちゃ!とトンボのメガネ仲間2人に泣きついて、穴埋めして頂いた。準地元というべき仲間に案内役を押し付けて、高原の花々の在処など教えてもらいながら大名気分で散策できた。
 カサブランカを彷彿させる大型のヤマユリが我々を迎えてくれた。草原に気高く育つ野生百合は毎年一つずつ花を増やし続けるらしい。花の重みに耐えかねて倒れているものまで散見された。日本特産種の大型百合は香も控え目なところが奥ゆかしい。蕾も加えて7~8輪の花を咲かせていた株は壮観だった。
 オオナンバンギセルが咲いていてくれたのも、初見の皆さんを驚かせたようである。しっかり観察したので、あちらこちらにある蕾を自分で探し出してカメラに収められている。オトギリソウも早朝散策の時には花を開かせてくれている。カワラナデシコも朝露を浴びて一段と艶やかである。健診前の深酒だけが気になるところだが、高原の誘惑には勝てなかった。


「山百合の 花の重さも 何のその」

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