紙見本のカタツムリ、熱帯魚、バッタ

　　　　　　　16頁立ての立派なパンフレット

　　　　　　　　　　　　　　　イソヒヨドリだろう

　隣町豊能町の西地区では街を挙げてのイベントが企画されている。題して「花さんぽ」という催しで今年で3回目となる。メインテーマは個人の庭のお花を巡って頂くということで、ループバスまで用意されている。お庭の持ち主やお店など「おうちギャラリー」に67軒がパンフレットに登録されている。我がサークルの仲間や知人もお庭を公開したり、案内人として活躍されると聞いている。
　期間中子ども向けの「寄り道イベント」として「わくわく公園ギャラリー」や「昭和広場」でのゲーム、紙芝居、自然工作などが企画され、昨年から要請を受けて引き受けることになった。昨年は「虫除けトンボ」としてオニヤンマを提供した。今年は準備のことも考えて、棕櫚の葉で作る「草玩具」を提供する。何種類もある中で幼児にも喜んで貰えるカタツムリ、熱帯魚、バッタに絞った。
　とても1人では対応できないので、能勢町の知り合いにお手伝いを頼んだ。小学校の元先生もいるので慣れておられるはずだが、すっかり作り方を忘れておられる。手際よく子どもに草玩具を織って貰うために、作り方の復習をするために集まって頂いた。
　要領を把握して貰うために紙テープで手順を覚えて頂く。マスター出来たら、棕櫚の葉を裂いて簡単なカタツムリから始めて、熱帯魚まで作って貰う。バッタまでは短時間でマスターして貰えず、バッタかゴキブリか判断出来ない作品に。この分では本番は僕がバッタ作りを引き受けることになるだろう。

「隣町　五月の風を　子らたちに」