木萩
今日9月18日の誕生花は「萩」だそうです。秋の七草でもお馴染みですが、果たしてどのハギを指すのだろうかと疑問が残ります。ヤマハギ・ケハギ・ツクシハギ・マルバハギと写真のキハギなどがありますが、草本のヌスビトハギも目を引きます。多分万葉集などで詠まれたのはヤマハギだろうなと勝手に推測しています。山上憶良が「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなえし また藤袴 朝顔が花」と秋の七種を詠んでいますが、七草の覚え方として「お・す・き・な・ふ・く・は」と教えて貰いました。
先日の観察会で出合ったのはキハギと云う種類で、特徴としては他のハギの様に枝が枝垂れていないことです。渓筋の崖に生えていたりするのであまり見かけません。万葉人は萩の何処に魅せられたのでしょうか。今年の秋はハギの観察で古人へタイムスリップでもしてみましょうか(*^_^*)
「木萩咲き 紫の彩 見え隠れ」