ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

福島花巡りの旅

              クマの爪跡とクマの爪


 月曜日から昨日まで3泊4日で福島県に遊んできた。「花巡りとハイキングの旅」と銘打った企画に一番乗りで申込み、その後、知人たちに声かけをしたので、ツアー旅行というよりも企画旅行の趣に近い雰囲気の楽しい旅行になった。
 ところが天の悪戯で出発日と帰阪日以外は雨と濃霧に邪魔され、浄土平の吾妻小富士のお釜は霧の中で想像する世界だが、それでも半数以上が頂上まで登るというのでサポート役を引き受けた。仁田沼ハイキングでは、雨かっぱを着用してバスに乗り込む悪天候である。現地ガイドが丁寧に案内してくれる。芽吹きだした木々の新緑が雨に打たれて、それだけでも心に染み通るハイキングを楽しめた。
 初日に訪れた五色沼は雪解けの沼に陽が差し込み、絵も言えぬコバルトブルーにうっとりさせられ、福島花巡り旅の幕開けに相応しいスタートラインだった。花見山公園のハイキングもサクラの最盛期を過ぎたものの、各種花木が美を競いあい十分に大都会から出て来た観光客を満足させてくれた。
 ガイドさんたちがクマと遭遇した経験談を披露してくれたのも、異文化すら感じる福島体験だった。単独行動を戒められたり、クマの出没が多いコースが立ち入り禁止になっていたりと、クマと共生する地域の特色を垣間見た感じだ。
 ぬかるんだ道で案内役のガイドが転倒したり、コース変更で時間短縮を余儀なくされたり「トラベルはトラブル」と言われる経験が旅の思い出を更に深めてくれる。無事に29人が大阪空港帰ってこられたのが何よりである。


「早春の 雰囲気漂う 下野へ」

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