ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

小笠原諸島へ

             ベイブリッヂをくぐって

                甲板散歩コース

           許せるビールの値段(500mlで310円)

                  日没前

               就寝前(2等寝室)


 2月26日から小笠原諸島への旅が始まった。大阪のてっぺん能勢に住んでいる我々は、新幹線の乗車時間に間に合わないので、やむなく前泊を余儀なくされた。と言うより他の方たちより1日長く旅を楽しめたことになる。前泊の25日は新大阪駅近くにある知り合いの広東料理店で旅の前夜祭を楽しんだ。
 品川松坂町竹芝桟橋から小笠原行きの客船「おがさわら丸」が週1便出ている。父島までは正味24時間かかる。「24時間の過ごし方」と言う小笠原村観光局情報も渡されるが、乗船前に仕入れた第3ビール「金麦」6本(500ml)を冷えている内に処分しなければならない。船内レストランはそれなりの料金だが、自動販売機のアルコール類が意外に安い。飲み物が無くなれば直ぐに追加できることも確認出来た。散歩コースも確認しておきたい。出港前からそんなチェックで忙しい。
 今回の旅の目的は、大陸と全くつながりのない海洋島ならではの自然環境、更にザトウクジラの子育てやイルカなどを観察するホエールウオッチング、戦跡巡りなどで、世界自然遺産に登録された島固有の文化と歴史を求めた。南米の孤島ガラパゴスは進化で有名だが、日本でもそんなところが小笠原諸島である。本土では観ることの出来ない独自の進化を遂げて来た亜熱帯の海洋島である。しかし、家畜の持ち込みなどで固有種が激減している。壊れやすい生態系なのでガラパゴスならぬガラスバコとも云われている。戦争の傷跡と壊れつつある生態系と言う負の遺産を抱えている現実にも触れてきた。
 飛行場建設を求める声もあるが、本土との行き帰が週1便と言う不便さで独自の自然環境が守られてきた。このままの不便さを残して欲しい。


「知らぬ間に 時空を越えて 春が来た」

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