ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ジャカランダ

          

           ジャカランダの実で作ったループタイ


 世界三大花木のジャカランダが見頃を迎えている。天王寺の一心寺で出合ったのが始めてで、その後この花に魅せられて開花時期には情報を頼りに訪ね回っている。長居公園にも植栽されているので、先日訪ねたばかりだが再び訪問して観察を楽しんで来た。
 和名で紫雲木(しうんぼく)とか桐擬(きりもどき)とか言われるが、やはりジャカランダの方が通りが良いようである。熱帯アメリカ原産でブラジルの国樹になっている。葉には芳香があり薬用としても使われるらしい。材はギター材に適しているようだ。そんなギターの音色を聞いてみたくなる。ジャカランダはノウゼンカズラ科でキリに似た薄紫の花を次から次へと落として行く一日花である。地面の落花も捨て難い。我々は実を拾い集めて工作材料にしたり、種を植木鉢に蒔いて観葉植物の様に育てたりする。因みに原産地では絶滅危惧種なので大切に保護育成されている。
 世界三大花木とはジャカランダ、カエンボク、ホウオウボクだが、全て熱帯地方の植物である。日本でも南西諸島辺りに似合う花木である。他に世界三大庭園樹と言うのもあり、ナンヨウスギ、ヒマラヤスギ、コウヤマキもついでに覚えておきたい植物である。


「蒼天と 青さを競う 桐もどき」

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