ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

夏茱萸(ナツグミ)


 夕飯当番を命じられたので早めに買い物をと飛び出した。日頃散歩道として通らない遠回りコースを歩いてみた。近畿地方は梅雨入りしておらず、昨日もすっきりした初夏の青空が拡がっている。田んぼの脇に夏グミがたわわに実っている。多分植栽されたものだろう。別名でヤマグミと呼ばれるが、自生種に出合ったことが無い。福島から愛知までの太平洋側に産するとなっているので、近畿では見ることの出来ない日本固有種なのだ。ナワシログミや小ぶりのアキグミは山に自生しているので、見かけたら口に入れる。
 如何にも美味しそうな夏グミが枝にぶら下がっているが、まだ鳥も気付かないのか鈴生り状態だ。失敬して数粒食べて見た。グミ特有の渋みが残る。えぐみが転訛してグミになったと言われている。たくさん食べられないが野生の味がするのが嬉しい。唐グミというのもあり、大きいのでビックリグミとも云われている。グミなどは今の子どもたちには食べられない味だろうなぁ~。子どもたちに自然の味に触れて貰いたいと、機会ある毎に勧める様にしているのだが、親の世代が拒否反応をしてしまう。
 一昨日から坪内稔典先生の俳句教室が始まった。今年こそは俳句らしきものを作れるように頑張りたいと、密かに思っているが、朝の短時間で作ってしまうので、アップしてからこうすればよかったと反省することしきりである。


「透き通る 夏茱萸三つ 拝借し」

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